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宇宙戦争

午後、109シネマズ港北で『宇宙戦争』を観る。

以下、ネタばれを含むのでご注意。

 SF映画としてみると、非常に物足りなさを覚える。H.G.ウェルズの原作と異なり、主人公をブルーカラーにしたことが、宇宙からの侵略に対して距離を持たせる結果になってしまい、『ただ状況に巻き込まれていく』だけの話になってしまった。そこには、知的なパズル要素もミステリィもサスペンスも、センス・オブ・ワンダーもない。原作と同じネタにするにしても、もう少しやりようがあったのではないかと思う。例えば、決して出てこない異星人を観察して細菌が有効じゃないかと気付き、なんとかして対抗兵器を作るとか。だって、何もしていないのに、『地球と共生していく権利を勝ち取った』って、人類が勝利を勝ち取ったみたいに言われてもねぇ。

 主人公の家庭が崩壊(あるいは崩壊寸前)していて、幾多の試練を越えて絆を強くする、という流れはアメリカ映画にありがちなパターンといえるが、それにしても、親の言う事を聞かない子供たちにはイライラさせられっぱなしだった。ダコタ・ファニング演じる娘は叫んでばかりだし。親と子の心が離れている様子を演出しているのかもしれないが、それにしたら、後半離れ離れになっていた息子ロビーと最後に抱き合うのは唐突じゃないか?

 パニック映画としてみれば、特撮はすごいなぁと思うけれど、後に何も残らないのは寂しいなと思わずにはいられない。

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6/29(水)世界同時公開なので週末のレイトショウで観ようかなっ・・・て思ってたけど。 午前零時きっかりから上映するところもあるのを発見。 TOHOシネマズ川崎で観て来ました。 ネット予約して・・・しかも初プレミア・スクリーン。 シートはゆったりしてるし、ポップコーン(小)付き。 2400円だけど、たまにはいいかなっ・・・て。 原題は「WAR OF THE WORLDS」。 2005年製... [続きを読む]

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