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数字のマジックというほどのことでもないが

アンケートなどで導き出された数字が、簡単に印象操作できてしまう例。

毎日世論調査:日本国民と国会議員、戦争など歴史認識に差(MSN毎日インタラクティブ)

以下、記事中から抜粋してみる。

第二次大戦をめぐる日本政府の謝罪・反省については、「不十分」との回答が42%で「十分」の36%を上回り、議員アンケートの「十分」51%、「不十分」33%との違いがはっきり出た。戦後日本の「軽武装・経済重視」路線に対しても否定的な数字が高く、国民が国会議員に比べて「戦後の歩み」を厳しく見ていることが浮かんだ。

記事中にグラフがあるのだが、リンク先は消えてしまうだろうから「日本政府の謝罪・反省に対するアンケート」の数字だけ引っ張ってみる。

全国会議員
アンケート

全国世論調査
無回答など 14 11
必要なし 2 11
不十分 33 42
十分 51 36

記事の中では、「十分」と「不十分」という回答のみを使って、国民と国会議員の考えに隔たりがあるかのような印象を与える。しかし、それでいいのだろうか?無回答は除くとしても、「必要なし」を考慮にいれないのはなぜ?

それは、「十分」と「必要なし」を足すと53対47となって、国会議員と国民の考え方に差がないことがバレてしまうためだ。記事中のグラフも意図的かどうかはわからないが、「十分」と「必要なし」を離してプロットしている。そのふたつの意味合いはちかいものなのに。
そう考えると、むしろ国民の方が、「謝罪・反省必要なし!」と強く考えていることが分かる・・・のに、毎日新聞はそれに触れていない。つまり、毎日新聞にとってそれが都合悪いから、なのだろう。

アンケートといっても、母数の集団が偏っていたり、サンプルが少なかったりすれば意味が無い。また、結果がでてもこんなふうに捻じ曲げて印象操作できてしまう。怖いなぁ。

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