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消え行くMSN

 気が付いたらいつの間にか「MSNスペース」が「Windows Live Spaces」に変わっていました。もともとMSNは Microsoft Networkの略。核となるISPから撤退した時点でMSNの名前は無くなっても不思議じゃなかった。それを残したのは、それだけのネームバリューがあると判断したからじゃないのかな?うがった見方をすれば、今はそれほどネームバリューがないということになるのかもしれません。となると、MSN Messengerも将来名前がかわるかも。

 ISPとしてのMSNはβテストから参加させてもらって、メールアカウントもお気に入りのものが貰えたのでサービス終了まで使っていました。純粋なISPとは違って、AOLと同じようなオリジナルコンテンツによるサービスを提供してユーザーの囲い込みを図りましたが、少なくとも日本ではそうした手法は受け入れられず撤退となったわけです。本家のAOLも似たようなものですから、マイクロソフトだけが市場を見誤ったということではないでしょう。むしろ、時期的にパソコン通信からインターネットへ移行する過渡期であったから、AOLモデルのサービスも有り得たと考えた方がすっきりします。

 今回の変更では、内部的にも大きく変更されているようです。それがいい方への変更であれば皆ハッピーなのですが……。元MSの古川さんも自身のブログで苦言を呈されています。

古川 享 ブログ: Windows Live の担当者殿へ

 レイアウトも大きく変更されていて、使いづらくなってしまいました。これは痛い。私も、先日からMixiの日記を先に更新してから、その一部をココログにも投稿するというスタイルに変わりました。ココログが余りにも重かったからです。書きたいときに書けるというのは、見栄えや機能よりも重要なことじゃないでしょうか?マイクロソフト(あるいはマイクロソフトから委託された企業)を責めているわけではありません。今後、ブログサービスは(ISPがそうであったように)過渡期を迎えることになるでしょう。その時、生き残るためにはどうしたらいいのか、を考える上で、今回の事例を「他山の石」とできるかがポイントになると思います。

 ちなみにブログサービスが過渡期を迎えると思う理由に、こんな記事があります。

ブログ記事の31%は日本語、日本では夜の投稿が多い~米Technorati

 英語圏の人口と日本語圏の人口比を考えると、ちょっとすごいことだと思います。日本人は書くのが好きなんですね。そうした国民性を背景にして、新しいブログサービスも次々と開設されている訳です。でも、いくら書くのが好きといっても限界はあります。
 それともう一つ、ブログによって収益をあげるビジネスモデルが確立されていないという点が挙げられます。無料のブログサービスは広告収入がメインですが、再び不景気が訪れたときに運営を続けられるだけの広告収入が得られるかどうか。いや、今でも広告収入だけでペイしているところってあるのでしょうか?では、広告収入に代わる収入源があるのかといえば難しい状況です。ブログの書籍化やメディア化といっても、すべてのブログでそれが成り立つはずもありませんから。
 それにしても、雑誌や書籍で原稿を書くときには何らかの結論めいたことも書く必要がありますが、ブログだとそれも必要なくて書き流せるところがいいですね(爆…いや縛かも)

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コメント

いやいや、MSN Messengerも名前が変わりましたよ > Windows Live Messenger
今はXP用だけですが、ほかも変わらないとは限らないですね。

>Kazさん
そのことはMixiでも指摘されました。
メッセンジャーソフトを使わなくて久しいので、全然知りませんでした。お恥ずかしい。

やっぱり、確実にMSNを消そうとしてるな…

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