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新聞に見る自爆例

東京新聞 社説 「週のはじめに考える 神在月にかこまれて」

 井上陽水の歌から始まって、高校ダンスの作品で終わる社説ですが、言いたいことは真ん中あたりなんだろうなぁと思います。

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 美しさとかかわいさとか強さとか、対象の具体的な属性よりも、つくられたイメージや「露出」の回数が、「人気」という現代の神話を創造し、使い捨てにしていきます。

 「感動をありがとう」という言葉をこのごろよく耳にしますが、感動さえも商品化、しかも使い捨てではないですか。

 タレントやプロスポーツの世界ならそれも仕方ないでしょう。しかし、政治家、しかも宰相の座がとりあえず人気で決まるとすれば、これは少々、いいえ、かなり危険です。

 官邸主導の内閣は広報のプロを担当補佐官に任命し、タウンミーティングやメルマガ、インターネットなどを通じて国民に直接語りかけるのだそうです。この「直接」がくせ者です。おとぎ話やイメージを手間暇掛けて仕込むのは、発信者の特権だからです。
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 あまりニュースとして取り上げられていませんが、首相官邸はいわゆるぶら下がり取材の様子をウェブで公開したいと言っています。新聞やテレビはこれに猛反対しているのですが、そのホンネがここに垣間見られます。

「おとぎ話やイメージを手間暇掛けて仕込むのは、発信者の特権だからです。」

 つまり、自分たちの都合の良いように改竄したりミスリーディングさせるのは、新聞やテレビの特権である、と言い切ってます。壮大な自爆ですね。
 なぜ、政治家が直接国民に語りかけてはいけないんでしょうか?なにかまずいことでもあるのでしょうか?国民側からしてみれば、情報ソースが増えることはむしろ喜ばしいことです。既存の権益・利権にしがみついたり、特権階級であるかのごとく振舞うのはいいかげんやめたらどうですか?

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