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DEATH NOTE the Last name

 109シネマズ港北にて『DEATH NOTE the Last name』を観る。まだ、コミックス最後まで読んでないんだけど(^^ゞ

 良くも悪くも日本映画、という印象。
 以下、ネタバレ含む。

 コミックスのままの映画化は無理だから、ストーリーの改変は仕方のないところ。でも、月がLに匹敵(あるいは凌駕する)頭脳の持ち主であることを証明する「第三のキラ」探しが余りにもあっけないのはどうだろう。あれだけの理由でキラ突き止めちゃうのも無理があるし、逮捕劇もなんだか小さくまとまっちゃってる感じ。コミックス通りにカーチェイスとかヘリからの狙撃というのは無理でも、もうちょっとハラハラドキドキがあってもいいんじゃなかろうか。いくら焦っていたとしても、テレビ局の人間なんだからスタジオに入る前に気が付くだろ。

 ほかにもデスノートを入れ替えてなかったり、嘘ルールがひとつになってたりといろいろ削ぎ落として分かりやすい(かな?)ストーリーになっている。ラストというかL死亡も同じかと思っていたから、クライマックスのLの策略にはおおっ、なるほどと素直に感じた。確かにLならああした行動を取るかも知れない。Lの最後のシーンも、Lのバックグラウンドにまったく触れていなかったにも関らず、夜神父との台詞のやりとりだけで、そうか、と思わせるうまいシーンだった。
 その反面、最後の月はねぇ…急にヘタレになっちゃうし、リュークの行動もなんだか変。レムと違ってあくまで傍観者なんだし、あんなことしたら面白くない、と思うんじゃなかろうかと。
 前編がキラ=月とLのコン・ゲームとしての面白みがあったんだけど、本来、頭脳戦になるはずの後半が。テンポを重視しすぎたために、推理とか罠とか知的な部分が置き去りにされてしまったと思う。

 結末にしても、キラが勝っちゃうと、正義ってどこにあるのよ、となるわけで、製作者側としては予定調和でもいいから、正義が勝つエンディングしか選べなかったんだろうなぁ。エンディングとか見ても、ここでもう一発どんでん返しがあるのかと期待させつつ、あれかよっ!な感じで。ハリウッドならキラ勝利エンドもあったかな?などと思ったり。まぁ、悪に染まっていく過程を丹念に描く時間がないから、前編で恋人を利用してあげく殺してしまうというストーリーにしたのだろうけど、そのおかげでキラの描く理想社会も薄っぺらいものになってしまったという気がする。
 うーん、意外とコミックス読んでない方がおもしろかったりするかも。

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