« って言ってたけど…(BlogPet) | トップページ | 串に刺さってだんごっ »

ソウ3

 ジグソウは死んだのか?──

 残忍なゲームを仕掛ける猟奇的犯罪者ジグソウ。死んだと思われていた彼は、死の淵にあったがまだ生きていた。ジグソウの部下アマンダは、優秀な医師リンを誘拐しジグソウを生かせと脅す。「ゲームの間に彼が死ねばお前も死ぬ」と。そのゲームとは、2年もの間息子を轢き殺した男を恨み自分の殻に篭ってしまった男が、息子の死に責任があるものたちを赦せるか?というものだった。

 「ソウ」「ソウ2」にも増して残虐描写が増えた「ソウ3」。正直、前半は目を逸らすことも多かった。あそこまで残虐に描写することないんじゃない?いや、私が元々“流血”が苦手ということもあるんだが、ホラー好きな嫁さんも気持ち悪くなったくらいだから、心理的に「くる」画面だったんじゃないだろうか。

 シリーズの謎というか疑問点があらかた解決されたことを考えれば、製作者側としては総決算の意味合いもあったのではないか。その点を考慮しても、何かモヤモヤしたものが残ってしまうのはなぜだろう。元々ジグソウの犯罪は、自分勝手で不条理で理不尽なものだ。「ソウ2」でその目的・理由が明らかにされても、ジグソウ側にひとかけらもシンパシーを感じない、共感できる部分がないから、怒りしか覚えないのかもしれない。

 ストーリーのテーマは『赦し』であったと思う。自分を傷つけた他人を赦すことができるか?だが、それを行うのはジグソウであるという時点で、どんなお題目があったとしても薄汚い犯罪でしかない。ましてやラストがアレでは…。救いがない。救いがなさ過ぎる。そういう映画なんだと言われれば反論できないが、あえて人に勧める映画じゃないことは確かだ。

« って言ってたけど…(BlogPet) | トップページ | 串に刺さってだんごっ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

きょうシャムがひろ2号が死にblogしなかったよ。
シャムがここへblogー!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38977/12745445

この記事へのトラックバック一覧です: ソウ3:

« って言ってたけど…(BlogPet) | トップページ | 串に刺さってだんごっ »