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朝日新聞がISPに圧力?

 悪徳商法を紹介している『悪徳商法?マニアックス』のサーバー運営に、朝日新聞からクレームが入ったらしい。

朝日新聞社が、著作権侵害を楯にプロバイダにクレームを付けてきました

これまでの流れを簡単に説明すると、こんな感じ。

悪マニの掲示板に、朝日新聞の記事が転載される
      ↓
悪マニが“Google八分”になる(※)
      ↓
朝日新聞がGoogleに悪マニを排除するよう要請するFAXが公開される
http://beyond.2log.net/akutoku/topics/2005/1207.html
      ↓
悪マニの運営者Beyond氏、朝日新聞に取材を申し込み断られる
      ↓
朝日新聞からISPにクレームが入る

※すでに別件でトラブルがあったため、朝日新聞の要請がGoogle八分の理由かどうかは不明。ただし、現在もGoogle八分は継続中。

 転載、即著作権侵害となるなら、うちのブログもやばいのでヒトゴトではない。まぁ、悪マニと違ってアクセスも少ないピコの引きこもりサイトなので目を付けられることもないか(^_^;)

 真面目な話、いくつかの問題をはらんでいる。第一に、著作権の考え方。著作権でも転載は認められていないが、引用は認められている。では、その線引きはどこで行うのか?著作権者が転載であり著作権を侵害していると考えるのであれば、まず、転載者に対して削除を依頼することが最初だろう。その上で、両者の意見が対立するのであれば、司法の場で決着を付ければいい。悪マニの場合、朝日新聞社からBeyond氏に何らかの通告があったかどうか、告訴されているのかどうかは分からない。ただ、もしそうしたことがあれば、喜んで公開すると思う。現に、産経新聞の場合がそうだったから。
 第二に、新聞記事がどの範囲まで著作権で保護されるのか?ということ。すでに、ニュースの見出しが著作権で保護されないという司法判断が出ているが、例えば警察発表をそのまま起こした記事が著作権で保護されるべきなのかどうかという議論もある。
 第三に、マスコミとしての姿勢。マスコミには、広く世間に情報を伝えるという使命があるはずだ。いきなりISPに削除要請なんて、愚の骨頂。もっと他にやりようがあるだろうに。これまでのいくつかの事例を見るに、マスコミが特権階級であるかのように思っているのではないだろうか?『無冠の帝王』という言葉がどのようにして生まれたか、忘れたのだろうか?
 そのほか、具体的な指摘がないこともどうかと思う。『大量に無断転載』とあるが、具体的にはどの部分を指すのか?削除を要請するなら不明瞭な指摘はせず、明確に指摘すべきだ。多すぎて指摘できないなら、少なくとも一例を挙げるべき。それとも、その大量の論拠となるデータを添付してISPに送ったのだろうか?

 私は無断転載を擁護しているわけではないよ。マスコミが特権振りかざして圧力掛けるのが嫌なだけ。きちんと筋道を立てて、万人が納得できるような方法を取ることが、マスコミとして必要だろうと考える。

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