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ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

 今日は12/1。神奈川県では映画の日ということで、おなじみ109シネマズ港北で『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』を観る。

 異次元人ヤプールの怨念が送り込んだ究極超獣「Uキラーザウルス」から地球を救うため、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンエースの四人はUキラーザウルスをヤプールの怨念もろとも神戸沖の海底に封印した。それから20年。ヒビノ・ミライ=ウルトラマンメビウスは、神戸港の不穏な気配を察知、単身調査に乗り込んだ。神戸でミライは、変身能力を失い人間として暮らす4人のウルトラ兄弟にであった。しかし、すでにザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人、テンペラー星人による宇宙人連合は、Uキラーザウルスを復活させるため、メビウスとウルトラ兄弟を罠に掛ける。はたしてウルトラ兄弟たちは罠を打ち破り、宇宙人連合とヤプールの怨念を倒すことができるのだろうか?

ちょっとネタバレ。

 オープニングからいきなりウルトラ兄弟対Uキラーザウルス。月から地球、封印するまでを見せる。初代マンの造型が、ラテックス製Aタイプを模した、ボコボコの奴。うーん、そこまでしなくても。オープニングもそうなのだが、空中/無重力状態での戦闘はCGI。CGI監督をあの板野監督がやっていて、板野サーカスを見せてくれるんだが……おじさんは付いていけなかった。メビウスはともかく、往年のウルトラマンたちがビュンビュン飛び回って技を繰り出すという時点でなんだか違和感を感じるのに、そのうえ速過ぎて何がなんだか。アナクロと呼ばれてもいい。もっとタメとかミエがある戦いを見せて欲しかった。その他のCGIシーンも今ひとつの出来だったなぁ。ミライの操縦するガンウィンガーが神戸空港に着陸するシーンは、操縦がちょっとヘタだったりして面白かったけど、違和感が残ったし。

 往年の、と書いたが、前に挙げたマン、セブン、ジャック(帰ってきたウルトラマン)、エースのほかに、ゾフィーとタロウも登場し、懐かしい限り。(タロウの人間体が出てこないのは、篠田三郎のギャラが高いから?)BGMにはかつてのテーマ曲がアレンジされて使われていたり、十分に堪能できる。テレビではタロウとレオが出てきても一小節か二小節、ほんの少ししかテーマ曲が使われずにフラストレーションが溜まってしまったが、映画ではたっぷり聞ける。なにしろ「我らウルトラ六兄弟」まで使われているんだから。懐かしいといえば、敵である宇宙人たちも懐かしく、ザラブ星人の偽ウルトラマンメビウスとか、ガッツ星人の分身の術とか、知っているお父さんお母さんはニヤリとするはず。テンペスト星人との闘いを観てて、「小中監督って、ムチ好きだよなぁ」と思った。合成も大変だろうに。

 タイトルがウルトラQというかウルトラマン風(絵の具かき混ぜたのを逆回転させてタイトルになる奴)になってたり、平成ウルトラマンの出演者がチョイ役で出てたりと、チョコチョコ遊びも入れている。それが良かったかどうかは判断の分かれるところだろうが…。

 ストーリーは、まぁ子供向けと考えれば上出来なのではないかと。クルーガイズの活躍シーンがないのはちょっと残念とは思うけど、尺を考えれば無理ないかなー。でも、あれだけ無理やりピンチを作ったんだから、クルーガイズとの共闘があっても良かったのではないだろうか。それこそ、ウルトラセブンがガッツ星人に捕われた時、ウルトラ警備隊が助け出したように。

 印象に残ったのは、郷の「ウルトラマンは神じゃない」という台詞。他の兄弟に助けられるウルトラマンは弱い、という誤解を解くためだけじゃなく、ウルトラマン(の力)に頼り過ぎてもいけないんだよ、という郷ならではの言葉だと思う。

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