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どろろ

 土曜日、嫁さんと109シネマズ港北で『どろろ』を観る。
 原作はいわずと知れた手塚治虫の「どろろ(どろろと百鬼丸)」。現在では諸般の事情で地上波では見れない不遇の作品であるが、手塚作品の中でも好きな作品だ。それだけに実写映画化には不安もあった。手塚作品じゃないが、ここ何年か漫画を実写映画化した作品の中には目も当てられないものも少なくないからだ。

 そんな訳で少しの不安を抱えつつ、期待もせずに観にいった。期待しなかった分、素直に見れたのが良かったのか、面白く観れた。特に柴咲コウ。『日本沈没』の演技は何だったんだ?と思うほど、生き生きとどろろを演じていた。まぁ、どろろというキャラクターが生命力に溢れているから、とも言えるが、「どろろ=(少年か少女か分からない)ちびっこ」というイメージがあるにも関らず、どろろらしかった。やっぱり相手役が妻夫木だったからか?相手によって演技が変わってしまう(好き嫌いが演技に影響する)としたら、今後ちょっと心配ではある。

 一方、百鬼丸役の妻夫木聡は、カッコイイにはいいのだが、今ひとつ百鬼丸になりきれなかったようにも思える。あくまで個人的な印象だが。死に物狂いで自分の身体を動かせるようになるというシーンがなかったせいか?魔物を取り戻す度に人間らしくなっていくという過程を見せようとする演出によるものか。

 ストーリーに関しては、原作のイメージをなぞりつつうまくまとめたか、という感じ。ただ、マイマイオンバをはじめとする妖怪のCGIはいまひとつ。ちょっと浮いてたかなぁ。そして、演出面ではなぜか異国情緒を取り入れていたのがマイナスに働いたと思う。景光と織田信長のイメージを重ね合わせた結果、城とか武器に異国風な感じを取り入れたのだろうが…。まぁ、ニュージーランドでロケしたそうなので、日本と言い切れなかったのかも知れないが。(いやぁ、あの風景は日本にはないですよ)中でも特に違和感を感じたのは冒頭の酒場のシーン。半裸の女性が踊るのはいいとしても、キンキラビキニでインド風舞踊は余りにも場違い。ワキ役も良かったので、演出で損しちゃったなぁと思う。

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