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ハンニバル ライジング

冷酷な殺人鬼、ハンニバル・レクターは如何にして誕生したのか?「レッド・ドラゴン」以前、ハンニバル・レクターの少年~青年期を描くサスペンス。

以下、ネタばれ含む。

スター・ウォーズのダース・ベイダー卿と同じく、強烈な印象を残す悪役が、どうして悪に染まっていったのかという過程を描いている以上、ゴールというか「レッド・ドラゴン」に繋がらなければならないという映画としての宿命があるわけで、正直、レクターが死なないことははっきりしているから、「どうなのよ?」という部分が気持ちの中にあった。
結果からいえば、そんな気持ちを持っていても面白かったよ。「ハンニバル」に比べるとグロいシーンが少なかったけれど、十分ドキドキできる。何よりレクター役のギャスパー・ウリエルが怖い。たとえるなら青い炎。結局、やっていることは妹(とレディ・ムラサキ)の復讐なんだけど、徐々に快楽のための殺人に変わっていく予兆を感じさせる。劇中でポピール警視が言う「ハンニバル・レクターは死んでいる」というセリフが、とても印象的。

また、予告編を観た印象とは異なり、ハンニバル・レクターの叔母である日本人、レディ・ムラサキがハンニバルを猟奇的な世界に引きずりこんだ訳ではなく、むしろ愛情を注いて(ハンニバルに叔父の面影を重ねたのかもしれないが)ハンニバルを正常な世界に繋ぎ止めておこうとしていたのはびっくり。西洋人が東洋人に対して持つ神秘的なイメージを猟奇的な世界に直接結びつけなかったのは、映画の内容とは別に安心した部分でもあった。
日本刀や鎧甲冑は、ハリウッド映画にしてはまとも。インテリアは、日本というより中国だろ~というチャンポン状態だったし、ハンニバルとレディ・ムラサキの剣道シーンもへっぴり腰だったけどまぁ、ご愛敬。
次回作(?)は日本が舞台という噂もあるが(^_^;)

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