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河童のクゥと夏休み

 新橋ヤクルトホールで『河童のクゥと夏休み』の試写会。

 劇場版「クレヨンしんちゃん」の原恵一監督(製作はシンエイ動画)が描く、数百年を超えて蘇った河童と少年のひと夏の物語。

公式サイト:河童のクゥと夏休み

 感想を一言で言うなら「大人に見てもらいたい子供向けアニメ」。観ていて『あぁ、そうだよなぁ、子供の頃はそうだったよなぁ』と思いだすような、そんな映画だ。

 以下、ネタバレ含む。

 ストーリーはありきたりといってしまえばそうなのだが、人間と河童の“日常”を非常に丁寧に描いている。例えば、主人公の妹、瞳のクゥに対する反応とか動作なんて、思わずあるあると膝を叩いてしまう。場内からも瞳の動作に笑いが起きていた。

 動画も動くべきところはちゃんと動いており、またCGとの合成も違和感なくうまくいっている。ときおり作画が「クレしん」になるのはご愛敬。

 ただ、丁寧に描いた分、長くなってしまった印象は否めない。クゥの存在がばれて、大騒ぎになった後テレビ局での騒動から続くシーンから一気にクライマックスへ、別れのシーンへと繋げなかったのは惜しい。別れの部分もしっかり描きたかったんだろうなぁとは思うけれど、ちょっとだらけてしまった感じ。それに、子供が鑑賞に我慢できるのは90分くらいが限界なんじゃないかと。(大人に見てもらいたいと思う理由のひとつ)

 キャストもなぁ、子役は仕方ないとしても(というか、たどたどしいなりに感情はこもっていた)タレントを起用するのはいただけない。宣伝上しかたないのかとも思うが、脇をベテラン声優がしっかりと押さえていただけにちょっとおしい。

 総合して、夏休み子どもと一緒に観に行って、損はない映画だと思う。

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