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デクスター 幼き者への挽歌

デクスター幼き者への挽歌 マイアミ・デイド署の鑑識技官、デクスター・モーガンは、自らの殺人衝動に従い悪人を殺していく殺人者としての裏の顔を持っていた。ある日、警察官である妹デボラからの連絡で駆け付けた彼が見たものは、体内からすべての血液が抜き取られた奇妙な死体であった。同じ殺人者としての心理から犯人像に肉薄するデクスターだったが、次第に奇妙な出来事が起こり始める…。アメリカでドラマ化もされたミステリー。

 舞台はCSIマイアミと同じマイアミ・デイド署。CSIマイアミのホレイショは刑事だが、デクスターは刑事じゃなく、血痕分析の専門家。満月が近くなると抑えきれなくなる殺人衝動を、目標を悪人のみに限定することで「仕事人」のような印象を受ける。(でも殺人は殺人なんだよなぁ)『金を受け取らねぇなら、ただの人殺しだ』という仕事人のルールがあるように、デクスターにもちゃんとルールがある。しかも潔癖症に近い神経質さ。そんなディティールがリアルに感じられる。

 一方で、血痕分析の専門家とされながらも、血痕分析をするシーンはない。現場で「お前に用はない」とか言われてしまう。血がないのだから当然なのだが。ここは血痕に関する蘊蓄を披露するなりして、「鑑識」であることをアピールするシーンが欲しかった。

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