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動画をネット公開して犯人を追いつめる

 6月に当て逃げされる動画がYouTubeに公開され、ネットのみならずテレビでも話題になり、当て逃げした車の持ち主がテレビのインタビューに答えていた。当時は「車は人に貸していた」「貸した相手は知らない」といって当て逃げの事実を否定していたが、やっぱり嘘だった。(この言い訳を信じる人がいるだろうか?)

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当て逃げ:男性を送検 車載カメラ映像ネットに流れ騒ぎに(毎日)

当て逃げ事故を起こしたとして、警視庁竹の塚署は2日、埼玉県の男性会社員(29)を道交法違反(当て逃げなど)容疑で書類送検した。事故を巡っては、インターネット上の投稿サイトに事故の様子が映った動画が公開され、男性の氏名や勤務先が特定される騒ぎになっていた。
(中略)
 被害者側は車載カメラで撮影した事故の瞬間の動画を同署に提出。今年6月ごろ、この映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」などでも公開された。男性の当時の勤務先にも「会社ぐるみで隠ぺいしている」との抗議が相次ぎ、男性は懲戒免職になった。
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ネット動画投稿サイトに映像、当て逃げ男を書類送検(読売)

 乗用車を運転中に当て逃げしたとして、警視庁竹の塚署は2日、埼玉県川口市在住で自動車修理会社の元従業員の男(29)を道交法違反(安全運転義務違反など)の疑いで東京地検に書類送検した。

 この事故をめぐっては、被害者がインターネットの動画投稿サイトに事故当時の映像を出したのをきっかけに、男の個人情報がネット上に出回り、勤務先に抗議電話が相次ぐなどの異常事態になっていた。
(中略)
 同署は、被害車両に設置されていた車載カメラの映像をもとに、加害車両を特定。所有者の男は当初、「車を修理中の客に貸していた」などと容疑を否定していたが、最終的に、自分で運転して事故を起こしたことを認めたという。
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 記事を読むと、警察が動いて犯人を追いつめたようにも読めるが、実際には、当て逃げを車載カメラが撮っていたにも関わらず、所轄の警察が動こうとしなかったために被害者がYouTubeに動画をアップしたわけで、もし、YouTubeでの動画公開がなければ、被害者はそのまま泣き寝入りということになっていた。さらに言えば、被疑者の個人情報がネットに流れることもなかったわけだ。

 そもそも、当て逃げした瞬間を撮影した動かぬ証拠がありながら、小さい事件だからといってあしらった竹ノ塚署に問題があるという事実は忘れてはいけない。一方で、こうした明確な証拠をネット上に公開することで、これまで泣き寝入りしてきたような事件・事故であってもきちんと裁かれることもあるというよい実例になった。
 これまでも、ネット上での秘密の暴露や告発はあったものの、所詮ネット上のたわごとと片づけられるケースがほとんどだったが少しは変わるかもしれない。ネットに対する信頼性が低いのは、ひとつには信頼に足る証拠・ソースが提示されていない場合や、第三者による検証が不可能な場合が多かったからだろう。また、ネットに対するマスコミの敵対心も少なからず作用していると思う。
 今回は、車載カメラという動かし難い証拠があったのが、被害者にとってはラッキーだった。この件を嫁さんと話していた時にも、「車載カメラ買って、お互いの実家の車に取り付けよう」という結論になった。(まだ実現していないけど)

 だが、心配なのは将来車載カメラの画像をねつ造あるいは加工して、YouTubeに公開する輩がでないか?という点。車載カメラ自体は、証拠能力を高めるため編集不可にする工夫がされているが、一度パソコンに取り込みネットにアップする過程では、いくらでも編集・加工が可能だ。そうやってねつ造された動画を元に、非のない一般人が攻撃されてしまったら?と考えるとちょっと恐ろしい。

ここから妄想w

 車載カメラの有効性はすでに十二分に示されているから、自動車メーカーは標準搭載を検討しているかも知れない。そうなると事故に備えてデータの分散処理(ハードウェアも)やら、証拠として使用するための加工防止用の仕組み、タイムスタンプ機能とかも必要になるだろう。
 いっそのこと、無線で繋いで常時録画でもいいかも。タクシーやバスなんかは。あー、犯罪防止のために車内方向のカメラとかもありか。で、インターネットで見れるようにして、うちに居ながらにしてドライブ気分が味わえるようになるなんてどう?

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