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ゴールデン・エイジ3 マスカレードの終焉

ゴールデン・エイジ3 マスカレードの終焉

 ついにフェアトンは恒星間宇宙船<喜びのフェニックス号>を取り戻した。しかし現在の法的な所有者は海王星人ネオプトレマイオス。彼が他の海王星人とともに乗船してきたとき、《沈黙の普遍》との直接対決が始まった!

 不死を手に入れた人類の黄金時代を描く、ゴールデン・エイジ・シリーズ最終巻。

 「幻覚のラビリンス」で豪華絢爛たる世界と主人公の転落を、「フェニックスの飛翔」で世界のもうひとつの側面と主人公の復活を描いてきたシリーズもとうとうクライマックス。《黄金の普遍》を滅ぼさんとする《沈黙の普遍》の出自と目的が明らかにされる。
 全巻通して派手なドンパチは少なく(というか、戦闘があってもマイクロセカンドで終了してしまう)頭脳戦、心理戦がメイン。そのためか哲学的な思想、議論が延々と続いたりする。そうしたスペキュレイティブな部分が苦手な人でも、そのあとに驚く仕掛けが用意されているのでちょっとだけ我慢して読み進めてほしい。

 またバックグラウンドと思っていた「超越」にも大切な役割があったり(「超越」の存在こそが《沈黙の普遍》が予言する超未来を否定するキーなのか?)、そもそも物語の最初に登場した「老人」の正体が○○○だったり、「超越」における集合知性が見せるめくるめく未来予想とか、あぁSFだなぁと思わせる良作。

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