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Aliceは生まれるか

 ビッグローブがウェブ上で音声合成技術の実験を開始した。

ローゼン「真紅」が自由に話す音声合成の実験サイト--ユーザー参加で精度向上を目指す:ニュース(CNET)

 この実験の新しい点は、1.インターネット上で行う 2.ユーザー参加型の実験であること、そして 3.ローゼンメイデンとタイアップという点だ。

 「ローゼンメイデン」は、意思をもった人形たちが「Alice」を目指し互いに戦うというストーリーのコミック(だから「Alice Project」)で、アニメ化され人気を博した。麻生太郎議員が空港のラウンジで読んでいたという逸話がネット上で広まるという副次効果まで生み出している。

 ともあれ、コアなネットユーザーになじみの深い「ローゼンメイデン」のキャラクター真紅を絡ませたのはうまい。元々人気のあるキャラクターだし、人形という設定だから「話させる」→「育てる」という行為も合理性がある。他にもキャラクターはいるし、どんどん展開が可能なウェブサービスだといえる。

 しかし、最近になって音声合成技術が目立ってきている気がする。初音ミクとか。(DTPだけど)いや、パソコン黎明期から「パソコンに言葉を喋らせる」というのは人を引き付けるギミックだった。「おしゃべりパソコン」とかね。あぁ懐かしい。
 音声合成にはいくつかアプローチ方法があるが、大きくふたつに分けられる。ひとつは母音や子音などの小さな音(音声素片)のピッチや長さを変えて音声にする『波形編集方式』、もうひとつは、いろいろな音声のサンプルを集めてそれを繋げて音声にする『大規模データベース方式』。前者はデータが小さいというメリットがある反面音質が悪く、後者は音質が高い反面データ量が大きくなるという一長一短がある。Alice Projectはどっちだろう?ちょっと触れてみた感じでは、ある程度の単語はデータとして持っているようだけど。

 ただ、現状ではユーザーが集中しすぎて重くて使い物になっていないのが残念。サーバーメンテナンス後、ユーザーIDの偶数・奇数で利用を制限するようになったけど、効果なし。思った以上にオタクの琴線に触れているらしい。

<追記>
試しにデータを作ってみた。

ローゼンメイデン アリスプロジェクト

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