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AOL、懐かしい響き。

AOL(America OnLine)の名前を聞くと、いろいろと懐かしい思い出が蘇ってきます。

Time Warner、AOLを分離へ(ITmedia)

 米Time WarnerはAOLのオーディエンス事業とアクセス事業を分離し、2つの独立した企業として経営することに取り組んでいる。同社のジェフリー・ビュークスCEOが2月6日に明らかにした。
 「これでAOLの戦略的選択肢は大幅に増えるはずだ」と同氏は電話会見でアナリストに向けて語った。
 同氏はまた、Time WarnerがTime Warner Cable株の84%を保有していることは両社にとって「最善ではない」とも述べた。両社は経営改善と株式保有構造の変更について話し合っているという。
 Time Warnerは、2008年第1四半期のAOLの広告収入を、前年同期比で「実質横ばいから微減」と予測していると、ジョン・マーティンCFO(最高財務責任者)は語った。
 マーティン氏は、第2四半期からAOLの「コストは減っていき、広告は伸び続けるだろう」と話した。
 「このため、当社は引き続き、AOLは全体的にかなりの規模で収益性を維持できると予測している」(同氏)
 AOLの2008年度(12月末締め)の減価償却前営業利益は2007年度の水準に近いだろうと同社は語った。
 AOLのアクセス事業はダイヤルアップインターネットサービスを、オーディエンス事業はポータルと広告事業を運営している。
 マーティン氏は、AOLの事業は「非常に複雑なため」、分離には「数カ月」かかるとしている。

 はやい話が、AOLに見切りをつけてタイムワーナーが逃げに掛ったということでしょうか。タイムワーナーがAOLを買収した時には、結構大きなニュースになったのにね。

 AOLといえば、パソコン通信とインターネットの端境期で、アメリカでは結構シェアを持っていた。Microsoftのmsn.は、そもそもAOLの対抗だったしね。映画にもいろいろ登場して、ちゃんと認知されていたのだけれど。
 AOLの日本進出が失敗(と言っていいでしょ)した最大の理由は、参入が遅かったことでしょう。パートナー選びが紆余曲折して丸紅に決まり、さて日本でサービス開始といった時には、大手のパソコン通信はインターネットの接続サービスをしていたり、msn.がサービス開始していたり。で、そのmsn.もその閉鎖性から伸び悩んでいたから、多くのネット関係者は「今頃なんで?」と思ったはず。案の定、ユーザーも獲得できなかった訳で。
 パソコン通信全盛の時代に、とは言わないまでも、アメリカでサービス開始したのと同じくらいのタイミングで日本でもサービスを開始できていれば、かなり状況は違っていただろうなぁ。

 逆に早すぎた、という考え方もできるかも。今のSNSみたいに、もっとユーザー間のコミュニケーションが簡単でハードルが低いシステムだったら。今だったら、回線の通信速度も、パソコンの性能も、GUI表示に耐えられるだけのものが提供できるかも。

 このニュースを見て、そんな昔話をつらつらと思いだしたのだった。
 ちなみに、AOLジャパンはイーアクセスのポータルサイトとしてまだ生きていたりする。

JP.AOL.COM

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