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HAMMERED 女戦士の帰還

サイボーグ士官ジェニー・ケイシー(1)HAMMERED 女戦士の帰還

 2062年。アメリカは大国から滑り落ち、世界はカナダと中国の二大強国時代になっていた。そのカナダも巨大企業に依存している状況だった。
 元カナダ軍兵士ジェニー・ケイシーは、20年前の戦闘により体の半分をサイボーグ化。軍を引退後、アメリカの片田舎でひっそりと暮らしていた。そんな彼女の元にある日、死にかけた少年が運び込まれた。目の前で死んでいく少年。その原因はジェニーも服用していた軍仕様のドラッグによるものだった。誰が何のために?しかし、それは始まりに過ぎなかった。ジェニーは巨大な陰謀に巻き込まれていく。
 女性サイボーグの活躍を描く3部作の第一弾。

 タフな女兵士ジェニーを中心に、何人かの視点で断片的に物語が紡がれていく。インタビューや日記、資料をもとに推測を交えて構成した、という設定のためなのだが、やがてそれぞれの登場人物が深く関わり、一本の太い糸に…なるまえに話が終わってしまう。中途半端で途切れているエピソードがあり、フラストレーションが溜まる。それにもまして、主人公がさっぱり活躍しないという展開。要するに3部作すべてを読めということなんだろう。だからこそ、早川書房も毎月刊行という手に出たんだろうなと思う。

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