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自殺とネット

 最近硫化水素による自殺のニュースが頻繁に流れる。自殺という行為そのものがはた迷惑なものなのだが、硫化水素は毒ガスであり特に周囲への影響が大きく、二次被害の可能性もあることから話題となっている。

 硫化水素による自殺の方法は、インターネットに掲載されていることから、新聞をはじめとするマスコミは、またしてもインターネットが悪いかのような論調だ。果たしてそうだろうか?

 確かに硫化水素による自殺方法はネットに載っていたし、以前に比べてその数も増えているように思う。だが、新聞やテレビに取り上げられる以前から、硫化水素だけではなく様々な自殺の方法がインターネット上には存在している。本当にインターネットだけが自殺の流行を生んだ原因なら、もっと早く、数年前から硫化水素による自殺が流行していなければならないことになる。つまり、ネットだけが原因ではないということだ。
 では、この流行は何が原因なのか。テレビや新聞などのマスコミにその一端がある。硫化水素による自殺をテレビや新聞が取り上げたことで多くの人の耳目が集まり、検索されて方法を知り実行に移した、ということではあるまいか。
 そういえば、数年前『完全自殺マニュアル』という書籍が出版されたことがある。これもテレビや新聞が取り上げたことで広く一般に知られることになった。

 ネット上には硫化水素による自殺のほかにも、様々な自殺の方法が書かれているサイトはあるし、自殺だけでなく殺人の方法や原爆の作り方も調べれば分かる。こうした方法を不特定多数の目が触れる場所に晒し、さらには自殺を助長するような行為は賛成できない。
 だが、知っていることとそれを実行に移すことはまた別の話。死者に鞭打つ気はないが、インターネットは道具に過ぎないのであって、使う側がどのように使うかが問題なのだ。包丁で殺人が起きたとしても、包丁を責める人はいないだろう?(包丁を販売した店を責める人はいるかもしれないが)

 にもかかわらず、マスコミが自分たちの責任には触れずに、インターネットだけを悪者にするのは如何なものか、と思わずにいられない。

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