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SCARDOWN 軌道上の戦い

サイボーグ士官ジェニー・ケイシー (2) SCARDOWN―軌道上の戦い―

 危機に瀕した地球を脱出するために、異星人のテクノロジーを利用して作られたカナダ軍恒星艦<モントリオール>。そのパイロットとしてジェニーは再び陰謀渦巻くカナダへと戻った。一方、全人格プログラム<リチャード>は、恒星船や極小ロボットなどのテクノロジーを残した異星人達の訪問が近いことを察知する。さらに<モントリオール>へ加えられる中国の妨害工作。そして取り返しのつかない悲劇が起きる!  様々な登場人物の思惑が入り乱れ、予想もしない展開を迎える『サイボーグ士官ジェニー・ケイシー』シリーズ第二弾。

 前作が消化不良というか尻切れトンボで終わってしまっていたが、今作でやっと物語が動き出した感じ。やっと主人公が活躍し始める。(相変わらず始終いろんなことで葛藤しまくっていますが)前作で丹念に描かれた人物描写がやっと活きてきたのに加え、新たなる登場人物も。ただ、敵役の中国側の人間も登場するが、上層部は謎のまま。欧米人にとっては中国という国自体がブラックホールみたいなイメージなんだろうか?個々の中国人は別にして。作中には漢詩の引用もあって、作者の中国に対する造詣は深そうだけど。

 クライマックスが近づくに従って加速度を増していくが、さぁこれからどうなるっ!というところで次回に続くという、テレビドラマで言うところのクリフハンガーな展開。やっぱり3部作まとめて読む方がいいでしょう。

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