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【映画】大決戦!超ウルトラ8兄弟

それは「ウルトラマン」のいない世界。ある日、横浜に巨大な蜃気楼、それも横浜がまるで砂漠化してしまったかのような風景が現れた。横浜市の観光課に勤めるダイゴは、蜃気楼を見たその日からいくつもの不思議な体験をする。幼い頃テレビで見ていたウルトラマンが巨大な敵と戦う場面。しかも彼らは近所に住むハヤタ、モロボシ、郷、北斗なのだ。そして、赤い靴を履いた謎の少女。幼なじみの有人、アスカと我夢も自分がウルトラマンになった夢を見たという。
そしてダイゴは、赤煉瓦倉庫で怪獣と戦うウルトラマンメビウス、ヒビノ・ミライと出会う。ミライはダイゴの住む「ウルトラマンのいない世界」に現れる。あの少女によって導かれたと。
 夢を諦めない心、人を信じる強い心が奇跡を呼び、今、ウルトラ8戦士が復活する!

 全編横浜が舞台なので、見慣れた風景ばかり。山下公園、港の見える丘公園、横浜スタジアム…ちらっと出てきたのは大倉山記念館だ(たぶん)。あんなところでロケしてたんだなぁと。中田市長まで出てるし。

 以下、ネタバレ含む。

 ウルトラファンとしては、それなりに燃える映画であったが、映画としてはどうかなーと思う部分も多い。全体に雑な印象。いや、ミニチュアとか良くできてるし特撮も文句はないのだが、ストーリーが。何しろマン、セブン、新マン、エースの4人がいなくても成り立ってしまう筋書きは…。活躍も少なかったし。時代設定もおかしくない?昭和41年のウルトラマン第一回放送を見ている世代なら、40歳越えてるでしょ。(おっさんなダイゴとか見たくないだろうが)
 これは邪推だけど、ウルトラ映画やりたいけどオリジナルはツライし、やっぱメビウス?マンとか出したらオールドファンも食いつくんじゃね?でも前(「メビウス&ウルトラ兄弟」)はイマイチだったし。なら人気のあるティガで行こうか…なんて感じだったんじゃなかろうか。

 メビウスはその世界観にそれまでのシリーズを内包しているから、マンやセブンが出てきてもおかしくないけれど、ティガを出すならパラレルワールドネタしかないと。でもパラレルワールドは「ティガ・ガイア&ダイナ 超時空の大決戦」ですでにやっている。アレとは違う形にしないといけない、という制作者の意図はわかる。分かるんだけど。
 パラレルものなら、リアル路線に走っても良かったんだよ。F-15がちょこっと出てくるだけじゃねぇ。市長出すなら、自衛隊の派遣要請出すかどうか県と揉めるとかさwまぁ、そうなると「子供向け」という範疇からはみ出ちゃうけど。やっぱりリアル&シリアス路線で失敗した「ULTRAMAN」のトラウマが残っているのだろうか。

 子供向けということであれば、無理にマンやセブンを出さなくても良かったと思うのだよ。いや、「夢を諦めるな」というメッセージを伝えるには、むしろティガ・ダイナ・ガイアだけに注力した方が良かった。それはエンディングにも言えるけど。最後は蛇足も蛇足だよなぁ。一定のリアリティを保っていた「ウルトラマンのいない世界」観が一気に崩れて茶番劇に(とまでは行かなくても非常に嘘くさく)なってしまった。(そしてエンディングで思わず「スタートレックかよっ!」と突っ込んでしまった)

 なんか、すごくもったいない感じの脚本だった。子供向けにしてもちょっと長いし。

 余談。つるの剛士の大根ぶりがひどい。そして、そんなつるのが入団して優勝できるなら、すぐにでも横浜に入団させろっ!(;_;)

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