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2008/11/18

彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス

 救命ポッドから回収されて目覚めると、そこは百年後の世界だった。百年前に始まった戦争は未だ継続中、しかも自分は教科書にも載る英雄となっていた。成り行きで艦隊司令となったギアリー大佐は、壊滅寸前の艦隊を率いて敵地のど真ん中から故郷への逃避行を開始する。軍の規律も戦い方も様変わりしている中、内心では戸惑いつつ艦隊を統率するギアリー大佐。果たして故郷への帰還は叶うのだろうか?

 目覚めたら百年後で、訳が分からないうちに絶体絶命の艦隊を指揮することに。圧倒的な規模で迫る敵、自分を英雄視する者もいれば敵視する部下もいる。超光速航行技術があるのに通常空間では相対性理論に縛られ、有視界での情報(しかも時間差がある)で戦うという、大航海時代もかくやというような艦隊戦。あぁ、じれったい、もどかしい。もちろんもどかしいばかりではなく、要所要所にカタルシスを感じられる部分が挿入されているものだから、次々とページをめくってしまう。

 ちなみに「ドーントレス」といえばレンズマン。あぁ、作者もSFファンなんだなぁと妙にシンパシーを感じてみたり。そういえば、全体のテイストは古き良きSFを彷彿とさせる。強大な敵から艦隊率いて逃げる、なぜか民間人が混じっているあたりは『バトルスター・ギャラクティカ』も入っているかな?

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