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エイリアン・テイスト

 狼に育てられた少年、ユカイア・オレゴンは、優れた嗅覚という特殊能力を使い相棒のマックスとともに人捜し専門の探偵をやっている。ある日警察からの依頼で惨殺事件の捜査に加わり危うく死にかける。そこから自らの出自の秘密、そして地球の存亡を掛けた陰謀へと事件は拡大していく。

 『ティンカー』の作者、ウェン・スペンサーの処女作ということで期待度50%、『ようこそ女たちの王国』がxxな感じだったので不安感30%で読む。タイトルで半分ネタバレなんだけれど、主人公の出自が判明する前の前半が面白い。たぶん、イギリス人作家だったら主人公の父親(の記憶)あたりの話を細かく綿密に描写するだろう(根拠はないが)が、極めてさらっと最小限に留めている。そのおかげで過去のエピソードじゃなくて現在にフォーカスが当たって分かりやすいのだが、反面、敵との因縁も他人事のようで緊迫感に欠けてしまっているのがもったいない。

 シリーズ化されているとのことなので、早く続編が読みたい。

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