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プロバビリティ・ムーン

 人々が“共有現実”を持った《世界(ワールド)》。地球人類は、《世界》に浮かぶ七番目の月が、スペーストンネルを設置したエイリアンの建造物であることを知る。《世界》文明を調査する一方、軍部は七番目の月が敵性種族フォーラーへの対抗兵器になる可能性を求めて調査を始めるのだが…。

 前半、退屈なシーンが続く。というのも、「共有現実」だの「規律」だのという言葉の説明が後回しにされ、異世界人、複数の地球人の視点がめまぐるしく変わるため、なんだか置いてきぼりにされたような感じ。登場人物の中で地球人はなんとなく理解できるけれど、異世界人たる主人公エンリの行動や思考が理解できない。それぞれ一人称で書かれているのに第三者的な見方しかできない。後半、フォーラーが登場してからは、緊迫度が上がって一気に面白くなるのだが。

 やっと世界観が見え始めたところで、一冊が終わる。三部作全部を通して読まないと評価は辛いなぁ。

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