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【映画】地球が静止する日

 109港北シネマズで、キアヌリーブス主演『地球が静止する日』を観る。平日の字幕版ということもあってか、客は20組足らず。なんだか知らないけれど、上映中に動き回るオッサンがいて不愉快だった(-_-;)

ネタバレあり。

 「このままでは、『人類が地球を滅ぼす』という警告メッセージ」というポイントは、リメイク元映画(オリジナル)と同じだけど。あとは巨大ロボット「ゴート」(今回は本当に巨大w)とか、撃たれるクラトゥとかも同じか…印象はだいぶ違うけど。あとは、エネルギー活動が停止してしまうことか。アレで「地球が静止した」と言えるのか?まぁ、日本が沈没しなくても『日本沈没』ですから。

 それにしても改めて思う、リメイクってのは難しいよね。前作というハードルがあるだけに。その点から言えば、時代的に不遇であったなと。ひとつには、原作そして映画のアイディアが、現在では手垢が付きすぎていること。警告→抹殺と変えてはいるけれど、それだけじゃ弱い。ふたつめは、CG。確かに文明崩壊の過程をCGで見せられれば、すごいなーとは思うけれど、余りに頼りすぎというか、画面の派手さだけで肝心の危機感が伝わってこない。オリジナルだと、特撮は今にしてみればチープだし、規模も小さいのだけれど緊迫感はあった。

 肝心のストーリーもなぁ。なんでヒロインを母子家庭(しかも継母だ)にしたんだろう?あのクソガキのわがままぶりがすべてをぶち壊す。それなのに、そんな子供の行動から「地球人にも別の面がある」なんてどうして納得できるんだ?ノーベル賞科学者との議論でも納得しなかったのに。これなら、ヒロインとラブラブな交流が合って人類殺すのやーめた、という方がシンプルで分かりやすい。
 それに“悪”が存在しないという点も不満な点。オリジナルからこれだけストーリーを広げたのだから、もっときっちり“悪”を見せるべき。まぁクラトゥにとっては人類が悪なのだ、とも言えるけれど、ならば、人類の悪行をもっと印象付ける絵が欲しいところ。映画の中では姿を見せないアメリカ大統領が悪いということなんだろうけどね。

 ほかにも科学者集めたわりに、化学的アプローチがほとんど無くてのっけから敵愾心剥き出しとか、終わり方が余りにも唐突だとか突っ込みどころはあるが、最低な映画というわけじゃない。個人的には微妙だけど。キアヌ・リーブス主演でも、B級SFと思えば腹も立たない。

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