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【映画】ウォッチメン

 @Niftyの試写会が当たったので、一橋ホールに『ウォッチマン』の試写を観に行く。あ、試写会久しぶりだ。

 コスチュームに身を包んだヒーロー達が実在する世界。彼らの干渉により、アメリカはベトナム戦争に勝利し、ウォーターゲート事件は発覚せずニクソン大統領が五選を果たしている、我々の世界とは少しだけ違う1985年――ひとりの男がビルから投げ落とされ死んだ。彼の名はエドワード・ブレイク。またの名を“コメディアン”。ヒーローとしてベトナム戦争にも参加した“ウォッチメン”のひとりだった。ニクソンが制定した自警活動を制限する法律によってヒーローとしての活躍の場を奪われた彼を、誰が何のために殺したのか。同じく“ウォッチメン”のひとり、《顔のない男》こと“ロールシャッハ”は、これをヒーロー狩りと見て独自の捜査を開始する。次第に明らかになるヒーロー達の過去と現在。そして事件の真相が明らかになるとき、ヒーロー達が取った行動とは。
 映画化不可能と言われたアメリカンコミックの名作を、『300』の監督がメガホンを取り実写化した作品。

『ウォッチメン』オフィシャル・サイト

 全体的にダークな雰囲気に包まれた映画だ。昨年公開された『ダークナイト』同様、80年代アメリカの不安と現在の状況が重なっているように思える作品。

 ヒーロー物や特撮、SFというものに抵抗がないから、すっと入っていけるしあっという間だった。しかし、3時間近いこの上映時間は、普通の人にとっては長すぎるだろう。原作コミック12章分をまとめたのだから仕方ないという考えもできるけれど、日本のアニメなら3部作にしてしまうところだよなぁ。さりとて、ヒーロー達の背景を描く部分をばっさり切り落としてしまうと、映画としての深みがなくなってしまう気もするし難しいところだ。でも、エロシーンはいらないと思った。いや、エロが嫌いなわけじゃないんだが、慣れ親しんだ(日本の)ヒーロー像と違ってしまうものだから。ああしたシーンを入れることで、ヒーローといっても普通の人間だ(一人とんでもないのがいるけど)ということを伝えたいのかも知れないけれど、インポテンツなヒーローというのも……というか、まともな方が少ない気もしないではない。

 上映時間は長いけれど、その分きっちり描かれていて、事前に原作をチェックする必要もないくらい、まとまっていると思う。受けるか?と言われると、最近、日本ではアメコミヒーローの映画がことごとく受けてないからなぁ。『ダークナイト』が良かったと思う人、『300』の映像スゲェッと思った人は是非見るべきだと思う。

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