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「オーマイ」完全閉鎖

オーマイニュース、市民記者ニュースサイトを4月24日で完全閉鎖

「市民記者」のオーマイニュース 2年半で撤退、4月下旬サイト閉鎖(J-CAST)

 「オーマイニュース」「オーマイライフ」が4月で閉鎖というニュース。サーバーからもデータを削除するというから、完全撤退、ドメインも遠からずなくなるのだろう。
 オーマイニュース側は閉鎖の理由を、

「この度、世界的な経済状況の悪化から、サイトの閉鎖を決定いたしましたが、今後の市民記者メディアの発展には大きな期待をしております」

 と不況の影響としているが、不況の影響はあったとしてもそれが主な原因ではあるまい。以前のエントリーでも、オーマイニュース失敗の原因を考察(なんて高尚なものじゃないが)したけれど、多くの人にとってこの結果は予想の範疇だっただろう。

 草の根的なニュースサイトを否定するわけじゃない。むしろジャーナリズムの基本に戻れば、草の根的なニュースがない方が不健全な気がする。パソコン通信時代だって、大手のパソコン通信だけじゃなく、数多くの草の根ネットがあったのだし。
 しかし、すでにブログが普及している状態で、「載せてやるよ、ありがたく思え」的マスコミ体質のサイトには反発しか覚えない。むしろ、既存のブログをまとめて見やすくする方がいい――と書いていて、そんなサイトならすぐに出来るなと気が付く。更新状態はRSSでチェックできるんだし、あらかじめジャンルに分類しておくとか、キーワードが含まれているかどうかで分類するとか。ある程度編集というかとりまとめはいるかもしれないけれど、既存のマスコミに頼らないジャーナリズムサイトを作るのは不可能じゃない。誰かやらない(^_^)?

 話が逸れた。もうひとつ、感じたのは「広告収入に依存すること」へのリスク。小遣い稼ぎにバナー広告とかアフィリエイトを張るというレベルならまだしも、(雀の涙とはいえ)記者に報酬や(高額と言われている)社員への給料のすべてを広告収入だけで賄うというのは、無理があると思う。個人的には、広告に依存したシステムに対して懐疑的なので、余計にそう感じるのかも知れないけれど。
 本当に重要な情報に対しては、投げ銭システムのような少額寄付システムがあったらいいと思う。市民記者に対しても、一律の報酬ではなく読者の好感度によって原稿料がスライドしていくようなインセンティブがあっても良かった。
 やはり、韓国で受けた(というのも今となっては眉唾な部分があるが)ものをそのまま日本に持ってくる、という時点で、運営者・経営者としては何にも考えていなかったのではないか。

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