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オーマイがっ

オーマイニュースが、日本で普及しなかった理由(BusinessMedia 誠)

オーマイニュースが日本で普及しなかった理由は

  • 市民記者のギャラが数百円なのに、スタッフは高給取り
  • 掲載される記事が政治的に変更している、というか反日
  • 始まる前から鳥越俊太郎がネットに喧嘩を売った

ほかにも、犯罪を臭わせるような記事を長期間放置していたり、市民記者を交えた会合でも意見を全く無視して突っ走ったとか、いろいろあると思う。

元々、オーマイニュースそのものが、政治的中立とは言えない存在で、日本にもそのスタンスのまま持ち込んでしまったのが最大の失敗。でも、オーマイニュースの失敗=ネットメディアの失墜ではないと思う。

 インターネットの参加型ニュースでは、たくさんの市民記者がいても、世の中の人が興味を持つようなニュースが生まれにくいというのはまさにそこに理由がある。

 注目されるような記事ばっかり追っかけているから、今のマスコミがおかしくなっているのではないか?日々のありふれた物事の中にも、ニュースはある。ジャーナリスト・ジャーナリズムの語源は、ラテン語の"diurnus"(日々の)であり、それが変化してJournal(日報、日誌)という言葉が生まれた。つまり、日々の出来事を伝える人がジャーナリストであり、ジャーナリズムの原点なのだ。
 その良い例が2ちゃんねるで、スレッドには泣けるものや笑えるもの、ほんわかと暖まるものがたくさんある。もちろん、そうでないものもあるが、悪いところがあるからといってすべてを否定することはできないだろう?

 だからこそ一番訓練されたジャーナリストが多い紙メディアが生き残る価値があると思う。とはいえインターネットというメディアが、誰でも簡単に発信することを可能にしたことは間違いないし、その「簡便さ」が紙メディアを押しやっていることも間違いない。それでもあえて逆説的に言えば、このことがむしろ情報の価値を引き上げることにつながるのかもしれないと期待する。

 「一番訓練された」という前提がそもそもおかしい。ジャーナリストをジャーナリストと認めるのは一般の市民だ。市民感覚と乖離しないようなバランス感覚こそ、ジャーナリストに求められる資質ではないのか。
 この筆者は、ようするに「簡単に書ける記事などクズばかり」と言いたいのだろう。そこに権威主義が垣間見えるのは私だけか?

 出版不況で危機感を持っているのは理解できる。私もあせりまくっている。そもそも数年前から出版不況は始まっているのに、今頃になって騒ぎ出す新聞ってあまりに鈍くない?と思うのだが、まぁ、それは別の話。で、出版不況だからといって「ジャーナリストがエライから紙媒体は残るべき」なんて意識は、もう通用しないということを認識しないと。インターネットは、誰でもが発信できるメディアだからこそ、その中から光る物をくみ取る方法が必要だ、という論調になぜならないのか。なぜ、オーマイニュースという、最初から破綻することが目に見えていた(多くの人がダメだろうと思っていた)メディアの失敗ひとつをとりあげて、「だからネットはだめ、紙媒体サイコー」となるのか。むしろ、ネットに比べて閉鎖的で読者の声をくみ取ろうともしない(というかできない)紙媒体のマイナス部分をネットで補おう、ネットと紙媒体で新しい情報発信方法を何か生み出せないかという方向にならないのか、残念でならない。

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