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スパイダー・スター

人類が宇宙に乗り出し、すでにいくつかの星系に植民していた頃、ポラックス星系の恒星が突如プラズマの塊を発射し始めた。人類が植民する以前に存在したアルゴノート人が残した兵器が作動してしまったのだ。このままでは、植民星アルゴが全滅してしまうかもしれない。この厄災を止める鍵は、アルゴノート人が残した『スパイダー・スター』の伝説にあると考えた人類は、調査団をスパイダー・スターに派遣する。そこは、人類の想像を絶する場所だった。果たして調査団はポルックスの厄災を止めることができるのだろうか?

「現役天文学者が」というキャッチコピーはどうかな?と思う。ダークマターとかダークエネルギーとか、天文用語はバンバン出てくるけど、それだって天文学者だから使えるって訳でもないしね。バックボーンはあるにしても。

オッと思ったのは、天体の軌道を変更するアイディア。基本はスウィングバイ航法なので、今の技術では無理でもあと50年くらいしたら実現可能かもしれない。そうすれば、火星のテラフォーミングより、軌道をずらしてハビタブルゾーンに持って来ちゃえばいいじゃんということになるかも。

スパイダー・スターに到着してからは、『リングワールド』や『リバーワールド』のような感じ。未知の驚異にぶつかって回避していくというような。ただ、ルートを二つに分けた意味があるのかなという気はするな。一人だとアレとの会話が辛いっていうのは理解できるけど。
いずれにせよ、最後の方は少しご都合主義的な印象。天文学的な能力に秀でた種族というのなら話は分かるが、ほぼ万能っていうのはちょっとなぁ。そのあたりの印象が、冒頭の現役天文学者云々に繋がるわけだ。それを許せるなら面白いと思えるかも。私はちょっと微妙だった。

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