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デクスター 闇に笑う月

マイアミ・デイド郡警察で血痕専門の鑑識官として働くデクスターは、満月になると衝動を抑えきれなくなる連続殺人鬼でもあった。ただし、彼のターゲットは殺人者のみ。順調に思われた彼の二重生活も、殺人課のドークスから疑惑の目を向けられるようになる。そんな中、舌と瞼、そして四肢を切り取られた男性の身体が発見される。しかも、生きたまま。犯人に好奇心を抱くデクスターだったが、警察上層部はなぜか捜査を中止させる。やがて犯人とドークスの意外なつながりが浮かび上がるなか、第二、第三の被害者が。
テレビドラマ「デクスター」の原作第二弾。

警察官(鑑識だけど)でありながら殺人鬼のデクスター。普通、ミステリーだと主人公VS犯人という図式が作られていくわけだが、本作の場合、デクスターは犯人を追いつつもシンパシー(あるいは尊敬の念)を感じているという不思議な構図。一作目の犯人も残虐だったけれど、本作ではさらに残虐度がアップしている。犯人の輪郭が浮かび上がるくらいから、どんどんストーリーが加速していく様は読んでいて心地よく、一気に最後まで読み切ってしまう。まぁ、ドークスとの決着をあんな形で終わらせるのはどうかと思うけど。
本文はデクスターの一人称で語られるため、本人の性格を反映してか、やや冗長な表現やアイロニーがふんだんに盛り込まれているので、ストレートな表現を求める人は疲れるかもしれない。

ドラマの方はシーズン4では子供まで生まれてしまっているが、次巻以降、原作はどんな展開になっていくのか楽しみだ。

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