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海軍士官クリス・ロングナイフ 救出ミッション、始動!

 祖国ウォードヘブンと地球の戦争を回避した功績(前巻『新任少尉、出撃!』)により中尉に昇進した主人公、クリス・ロングナイフは、副官として搭乗していたファイアボルト号の改修により、地上へと降りた。そこで待っていたのは、母が雇ったメイドだった。海軍士官からプリンセス(そして大金持ち)としての生活を送らねばならぬことに辟易としていたクリスだったが、そこに親友トムの誘拐を知らせるメッセージが届く。休暇を取り、ボディガードのジャック、メイドのアビーを連れて、トムが消えたトゥランティック星へと向かうクリス。しかし、それはクリスを狙う巨大な罠だった――。
 海軍士官でプリンセス、大富豪、惑星首相の孫という数奇な運命を生きる女性、クリス・ロングナイフの活躍を描くシリーズ第二弾。

 いやぁ、待った。前巻が出てから1年半以上。

 前作同様、サクサクと読み進めることができる。今回のポイントは、メイドのアビー。地球出身となっているが、謎の多い女性。表紙にまで出ているから、さぞや活躍する…のかと思ったら、そうでもない。『ブラック・ラグーン』とかに出てくるメイドさんをイメージしていると、少し物足りないかも。武装メイドには違いないけれど、どちらかといえば四次元ポケットを持っているメイドさんというか、エリア88のマッコイ爺さんみたいな位置付けかな?

 今回は軍を離れた休暇中の話ということで、軍関係ではなく民間のガジェットが次から次へと出てくる。防弾スキンスーツとか装甲下着(!)とか。そして、たびたび自分の貧乳を嘆くという展開も。前作では、そんな描写あったっけ?恋愛関係に関しては、前作同様に「恋に恋している」状態。

 謎の古代種族とか過去の出来事として登場する《教授》とか、いくつもの伏線は、10月刊行予定の第三巻で明かされるそうなので、それまで楽しみにしていよう。

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