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【映画】電人ザボーガー

 映画の日なので、桜木町ブルク13で『電人ザボーガー』を見る。

 大門豊は、父であるロボット研究者大門博士の残したロボット「ザボーガー」と共に、父を殺した秘密結社シグマと戦い続けていた。シグマは大門博士から奪ったダイモニウムを悪用し、権力者の細胞から破壊ロボットを作ろうとしていた。狙われた国会議員を救うため、女サイボーグ・ミスボーグをはじめとするシグマの幹部達と死闘を繰り広げる大門。しかし、戦いの中で生まれたミスボーグとの絆が悲劇を呼ぶ…。
 70年代、人気を博した特撮ヒーロー、電人ザボーガーのリメイク。

 リメイクは難しいよね。オリジナルに沿ったもの、換骨奪胎エッセンスだけを抽出したもの、続編として作られるもの…いずれにせよ、万人を満足させることはできない。で、『電人ザボーガー』はどうかといえば、これは意見が分かれる作品になってるなぁというのが素直な感想。
 本作は2部構成になっていて、第一部の青年編はテレビのストーリーをギュギュギュッと濃縮した感じ。細かいところまでオリジナルをリスペクトしているように思える。何しろ、大門が当時流行っていたブルース・リーのマネをしているところや、気合いを発した時にゆがんだ口の形とか。でも、オリジナルのチープなところまで踏襲したり、細かい笑いを入れるのは個人的には白ける。それから、変にエロを絡めてくるところも。(純真だったあの頃は、そんな目で見てなかったヨ!)
 オリジナルの電人ザボーガーが、もろ直撃世代なのでノスタルジックな気分になれたり、当時まんまのSEやBGMでワクワクできるんだけど、過剰な演出が邪魔をする。いや、過剰な演出すらもオリジナル準拠だ!というのは分かるのだが、少なくとも私が見たかった新しい電人ザボーガーではないな、と。
 第二部の熟年編に至っては、悪ノリし過ぎのバカ映画になっていて、これはこれでアリだけど、やっぱり「見たかったザボーガー」ではないな。主人公が47で糖尿病って、身につまされるし。あー、評価が難しいったら。

 70年代の特撮ヒーロー物なんて、今見たらお笑い要素ばかりなのは事実。実際、TOKYO MXで再放送した「電人ザボーガー」だって、テレビの前でツッコミながら見てたしね。だから、それがコメディ要素になってしまうのは分かる。たぶん自然な流れ。ザボーガー大好きで、再現したいというファンならそうなるよね。と、理解はできるんだけど、せっかく今リメイクできるんだから、思いっきりシリアスな展開にしても良かったんじゃない?と思ったり。まぁ、それやって「仮面ライダー ザ・ファースト」はあんなになっちゃったんだけど。だから、リメイクは難しい。

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