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007 スカイフォール

 12/1、ららぽーと横浜のTOHOシネマズで「スカイフォール」を観る。初日、しかも映画の日の土曜日ということもあって、ほぼ満席。007のファンは多いのだと実感。

 ダニエル・クレイグ以前のボンド映画にあったフォーマットを踏襲せず、しかし抑えるところは抑えているという、ビンテージのワインボトルに詰められた新しいワインだけど、どこか懐かしさを感じさせる味みたいな。いや、面白かった。

 トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」とか「ボーン・アイデンティティ」のようなスパイアクションが登場する中で、「007」という大看板を背負っているのは苦しいだろうな。でも「スカイフォール」は、それをうまく料理している。これまでのボンド映画だったら、傷つくことはあっても「老い」とか「衰退」とかを意識させるようなボンドの姿を描くことはなかっただろう。ボンドはヒーローであり、ある意味人間を越えている存在だから、その活躍を観て観客は拍手を送ったのだけれど、強いヒーローとして描くために現実離れがすすみ、あまりにも荒唐無稽になってしまった。だから、ダニエル・クレイグのボンドが生まれたのだろうと、今作で改めて感じた。そこには、世界征服を企む悪の秘密結社もないし、衛星を手中に収めて世界を意のままにコントロールしようとする者もいない、復讐劇だ。これまでのような新兵器や(一緒に戦うような)ボンドガールも登場しないから、物足りなさを感じる人がいるかもしれない。しかし、それを埋めてなお有り余るほどの何かがある。

 50周年というひとつの区切りを迎えて、ボンド映画も転換期にあるのだろう。「スカイフォール」は、何年か後に「あれが今のボンド映画を作った」といわれる映画なんじゃないかと思う。

 主題歌も良かった。ボンド映画らしさ満点。
 ちなみにボンドガールが目立たない代わりに、腐女子向けの描写も(違
 エンドロールの「軍艦島」の漢字表記は日本だけなのかな?

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