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2014/05/06

広報誌のお仕事

 ここ7年ほどはいわゆる広報誌のお仕事がほとんどになっている。一口に広報誌と言っても様々なものがあるけれど、共通するのは「よく知ってもらう」ってことだね。ひろく世間に自分たちがやっていることを知ってもらうのが広報誌の役割だろう。

 だから、難しい科学技術の話もかみ砕いて説明したりする。ナノメートル世界の通常の物理学が通用しないような世界で金属分子の先端から表面に流れる電流、なんて話をするのはとても難しいけれど。

でも、未だに「官=悪」なんて思っている人がいるのにはびっくり。広報誌の中身が「大本営発表」だ、なんて、現場を知っていたら笑ってしまう。

官であれ民であれ、未定のもの、はっきりしないものは書かない。誤解を与えるから。あるいは含みを持たせる書き方をすることもある。その辺は、行間を読んでもらうしかない。MAMORの場合だと、安全保障上の問題で掛けないこともある。本当ならスペックとかも書きたいけど、書いたら問題だもんね。
広報誌の仕事のメリットは、最先端の技術に触れられること、研究者本人に話を聞くことができること、かな。
私の場合、広報誌じゃなくても取材記事は必ず相手に内容をチェックしてもらうから、間違いは少ない、と思う。新聞とかのインタビュー記事などでは、インタビュー先のチェックとかしないって聞いて驚いた覚えがあるな。
広報誌じゃない一般紙で「内容がセンシティブだから」って削ったこともある。それは係争中の話があったからだけど。
だから、広報誌といえど、こと私の書いているような技術的な話の場合、相手先の都合のよいことばかりを書くなんてことはしないし、できないことはできない、やらないことはやらないってちゃんと書ける。つまり、一般紙と変わらないってことです。

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