アインシュタイン・セオリー

 物理学者の夢を諦め科学史学者となったデヴィッド・スウィフト。何者かに拷問された恩師が彼に残した言葉、それこそがアインシュタインが完成させていた統一場理論への鍵だった。かつて相対性理論から原爆が作られたように、統一場理論によって恐ろしい兵器が作り出せる。その可能性に恐怖したアインシュタインが、理論をいくつかに分けて弟子たちに伝えたのだ。何者かがその理論を欲しがっている。謎の男、そして危険性に気がついた政府に追われながら、恩師が残したヒントから統一場理論へたどり着こうとする だったが。
 統一場理論を巡るサスペンス。

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反逆者の月3 皇子と皇女

 帝国を受け継ぎ皇帝となったコリンは、平和を実現するために銀河の調査やアルチュルタニへの対策などに追われていた。コリンとジルタニスの間に生まれた双子の子供たちは、ダハクに見守られながらすくすくと成長し、やがて帝国艦隊へと入隊する。しかし、密かに進められていた陰謀により、双子の子供たちが訓練のために搭乗した戦艦が行方不明になってしまう。

 前近代的文明しか持たない惑星へと辿りついた双子と友人たちは、何とかして第四帝国の遺産に接触し、帝国との連絡を取ろうと奮戦する。一方、帝国本星では帝国首脳を葬り去ろうという計画が動き出していた。

 『反逆者の月』シリーズ第三弾。

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プロバビリティ・スペース

 天才物理学者、トム・カペロが誘拐された。偶然現場を目撃したカペロの娘アマンダは、権力者が背後にいる可能性を考え、<世界(ワールド)>への旅で同行した超感覚者マーベットを頼り月へ向かう。しかし、その頃マーベットは退役したカウフマンとともに火星にいた。再び<世界>へ向かうために。はたして人工物を失った<世界>はどのような変化を迎えているのか。そしてカペロの行方は?アマンダの運命は?

 確率を操作する人工物を巡る三部作の完結編。

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プロバビリティ・サン

 山中に埋もれる謎の人工物を発掘し、形勢不利となっている戦況を覆すための武器とするべく、3年ぶりに地球人類が《世界》(ワールド)を訪問する。発掘した人工物が確率を操作することを突き止めた調査隊だったが、アンは人工物を持ち去ることで《世界》の共有現実が失われてしまうのではないかと危惧する。一方で極秘裏に進められていた作戦により敵性異星人フォーリーの生け捕りに成功、捕虜となったエイリアンも《世界》に連れてこられたのだが…。
 『プロバビリティ・ムーン』の続編。

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プロバビリティ・ムーン

 人々が“共有現実”を持った《世界(ワールド)》。地球人類は、《世界》に浮かぶ七番目の月が、スペーストンネルを設置したエイリアンの建造物であることを知る。《世界》文明を調査する一方、軍部は七番目の月が敵性種族フォーラーへの対抗兵器になる可能性を求めて調査を始めるのだが…。

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太陽の中の太陽

 幼い頃両親を亡くしたヘイデン・グリフィンは、復讐を胸に誓い仇であるファニング提督を狙い、強国スリップストリームに潜入していた。同じ頃、スリップストリームに敵対する国の陰謀が発覚、ヘイデンも巻き込まれてしまう。やがてヘイデンは、彼の住む世界《ヴァーガ》創世の秘密に触れることになる。
 地球サイズの気球世界《ヴァーガ》で繰り広げられる、青年の冒険物語。

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エイリアン・テイスト

 狼に育てられた少年、ユカイア・オレゴンは、優れた嗅覚という特殊能力を使い相棒のマックスとともに人捜し専門の探偵をやっている。ある日警察からの依頼で惨殺事件の捜査に加わり危うく死にかける。そこから自らの出自の秘密、そして地球の存亡を掛けた陰謀へと事件は拡大していく。

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戦いの子

 乗っていた商船が海賊船に襲われ、故郷も両親もなくしてしまったジョスは、凶暴な海賊船船長ファルコンのペットにされてしまう。1年後、海賊船が立ち寄った宇宙ステーションで逃げ出すが背後から撃たれてしまう。瀕死のジョスを助けたのは、人類と対立する異星人のシンパ、ニコラスだった。異星人の惑星でニコラスに戦いを学ぶジョスは成長し、異星人カーストの一員となるのだが、彼を待っていたのは人類の宇宙戦艦へスパイとして潜り込む任務だった。

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遠すぎた星 老人と宇宙2

 天才科学者プーティンは、なぜ人類を裏切り戦争を目論むのか。その謎を解明するために彼のクローンに保存されていた彼の意識が移植される。だが、プーティンとしての記憶は戻らなかった。クローンは、ジェレド・ディラックとしてゴースト部隊の一員となる。ゴースト部隊としての訓練、仲間との出会い。上層部からは裏切りの可能性がある危険人物として監視されつつ、ジェレドは数奇な運命を辿る。

 人類が宇宙に進出した世界を描く『老人と宇宙』の続編。

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黎明の星

 かつて地球は土星の衛星であった。地球から土星の衛星に移住したクロニア人の学説は、硬直化した地球で無視された。だが、その学説を裏付けるように木星から新惑星《アテナ》が飛び出し、地球はその影響を受け壊滅する。わずかながらも生き残った地球人はクロニア人に救出され、土星近傍で生活することとなった。(揺籃の星)それから数年後、《アテナ》によって激動が続く太陽系では、クロニア人による地球復興作業が開始されていた。再び地球に戻った主人公ランデン・キーンらは、そこで生存者達に遭遇する。文明社会崩壊後、彼らは力が支配する原始生活へと戻っていた。一方、クロニアに避難した地球人の中では不満を持つ物が再び権力を求め行動を開始する。彼らはクロニアの宇宙船と地球上の基地を強奪、地球惑星政府の樹立を宣言した。

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SCARDOWN 軌道上の戦い

サイボーグ士官ジェニー・ケイシー (2) SCARDOWN―軌道上の戦い―

 危機に瀕した地球を脱出するために、異星人のテクノロジーを利用して作られたカナダ軍恒星艦<モントリオール>。そのパイロットとしてジェニーは再び陰謀渦巻くカナダへと戻った。一方、全人格プログラム<リチャード>は、恒星船や極小ロボットなどのテクノロジーを残した異星人達の訪問が近いことを察知する。さらに<モントリオール>へ加えられる中国の妨害工作。そして取り返しのつかない悲劇が起きる!  様々な登場人物の思惑が入り乱れ、予想もしない展開を迎える『サイボーグ士官ジェニー・ケイシー』シリーズ第二弾。

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HAMMERED 女戦士の帰還

サイボーグ士官ジェニー・ケイシー(1)HAMMERED 女戦士の帰還

 2062年。アメリカは大国から滑り落ち、世界はカナダと中国の二大強国時代になっていた。そのカナダも巨大企業に依存している状況だった。
 元カナダ軍兵士ジェニー・ケイシーは、20年前の戦闘により体の半分をサイボーグ化。軍を引退後、アメリカの片田舎でひっそりと暮らしていた。そんな彼女の元にある日、死にかけた少年が運び込まれた。目の前で死んでいく少年。その原因はジェニーも服用していた軍仕様のドラッグによるものだった。誰が何のために?しかし、それは始まりに過ぎなかった。ジェニーは巨大な陰謀に巻き込まれていく。
 女性サイボーグの活躍を描く3部作の第一弾。

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反逆者の月2 帝国の遺産

反逆者の月2―帝国の遺産―

 巨大戦艦ダハクの艦長となったマッキンタイアは、地球に潜んでいた反逆者を討伐したのもつかの間、侵略者アルテュタニの侵攻を防ぐべく銀河帝国へ救援を求める旅に出た。しかし、ダハクからの通信に対する銀河帝国からの返信はなく、最初に訪れた星系には破壊された惑星の残骸があるだけだった。すでに銀河帝国は滅んでしまったのか?一方、地球でもアルテュタニ侵攻に備えた防衛計画が進んでいたが、一部の不満分子による妨害が発生してしまう。果たして、マッキンタイアは帝国の戦力を見つけることができるのか?
 ミリタリー・スペースオペラ『反逆者の月』の続編。

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影の棲む城

影の棲む城(上)影の棲む城(下)

チャリオン国太后イスタは、囚人同様の城での暮らしに耐え切れず巡礼の旅にでる。チャリオンに掛けられた呪いも解け、隣国との縁も深まった今、気ままな旅になるはずだったが、異様な出来事が次々と起きる。ついには、いるはずのない敵国の兵に襲われ、イスタは虜囚の身となる。敵国へと連れ去られる寸前、彼女を救い出した騎士に連れられたどり着いたのは辺境の砦、ポリフォルス。神の訪問を受け、再び第二の視覚を得たイスタが見たものとは?
『チャリオンの影』に続く五神教シリーズ、第二弾。

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超人類カウル

超人類カウル

十五歳の娼婦ポリーは、死んだ娼婦仲間の兄ナンドルーが奪った不思議な物体をめぐる争いに巻き込まれ、連合政府の暗殺者タックに命を狙われる。しかし、ポリーが手にしたその不思議な物体<トー>は、タイムラインを自由に動き回る怪物<トービースト>の一部であり、装着者の生命エネルギーを喰らいながら時間を遡る生体タイムマシンだった!<トー>の影響により図らずもタイムシフトしてしまったふたりは、遥かな未来で起きた二大勢力の争いに巻き込まれる。そして<トー>が行き着く生命誕生前の地球では、究極の人間として作られた超人類、カウルが待ち構えていた。様々な時代から<トー>を使って人間を拉致するカウルの目的とはなにか?

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銀河北極

レヴェレーション・スペース(2)銀河北極

 星間船インロンデル号は、宇宙海賊の罠に掛かり捕獲されてしまう。副長の裏切りにより乗客を連れ去られ、彗星に取り残されたイラベル・ベーダ船長は、乗客を我が子のように感じる精神的条件付けにより、乗客の奪還と復讐のために宇宙海賊の追跡を開始した。数万年に及ぶ宇宙的スケールの追跡劇を描いた表題作『銀河北極』を含むレヴェレーション・スペース(啓示空間)・シリーズを彩る中・短編集。

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掠奪都市の黄金

掠奪都市の黄金

 古代兵器<メドゥーサ>の暴走により崩壊した移動都市ロンドンから脱出したトムとへスターは、幸せな日々を送っていた。が、飛行船<ジェニー・ハニヴァー>号に探検家・冒険家・歴史家を名乗るペニーロイヤル教授を乗客として乗せたことから、再び騒動の渦に巻き込まれる。反移動都市同盟の飛行船に襲われ辛くも脱出したものの、エンジンが破損。このまま死ぬ運命かと思われたとき、移動都市アンカレッジに救われる。しかしアンカレッジは多くの住民が疫病で死に絶え、残った少ない住民がまだ若い少女に率いられている都市だった。しかも、その目的地は、死の大地アメリカ……。

 遥かな未来、最終戦争により荒廃した地球は資源を求め都市が移動し、互いに食ったり食われたりを繰り返す世界での冒険を描く『移動都市』の続編。

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ようこそ女たちの王国へ

ようこそ女たちの王国へ

 28人の姉妹と3人の弟を持つ少年、ジェリン。他の家族の男性と交換に結婚させられるか売られるかという16歳の誕生日まであとわずか。そんなある日、盗賊に襲われた女性を救ったことからジェリンの運命が変わる。助け出した娘は王女のひとりだったのだ。その上、その姉にジェリンは恋をしてしまった!王女を救った勇気ある行動に対し、王都に招かれたジェリンだったが、王家転覆の陰謀に巻き込まれ…。

 極端に男性が少ない世界で繰り広げられる、恋と冒険のファンタジー。

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火星の長城

レヴェレーション・スペース 1 火星の長城

 連合の火星司令官のひとりクラバインは、無政府民主主義者組織のサンドラ・ポイとともに、火星に建造された空気のダム「長城」を占拠する連接脳派との和平交渉に向かった。戦争後一時的な停戦状態にある状態で、連接脳派が火星からの脱出を試み連合を挑発していたからだ。しかし和平を望むクラバインの思惑をよそに、裏切りによって戦闘が始まってしまう。そんな中、クラバインは連接脳派の少女と出会う…。
 「啓示空間」と同一の宇宙史を描く中短編集。

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死せる魔女がいく

死せる魔女がゆく 上 [魔女探偵レイチェル] 死せる魔女がゆく 下 [魔女探偵レイチェル] (ハヤカワ文庫 FT ハ 5-2)

 異界保安局の捜査員で魔法使いのレイチェル・モーガンは、度重なる上司からの嫌がらせに耐えかねて異界保安局を辞職する。ところが凄腕の捜査員でエリート吸血鬼のアイヴィ・タムウッドも同時に退職、一緒に探偵をすることになったからさぁ大変。パートナーは断血の誓いを立てたといえど吸血鬼、その上異界保安局の元上司がレイチェルに賞金を懸けたものだから、フェアリーやキツネ男、オオカミ男、魔法使いなどの賞金稼ぎからも狙われる羽目に。こうなったら謎の大富豪トレントの悪事を暴いて捕まえるしかない! 人間と異界の生命とが共存する世界の女探偵レイチェルの活躍を描くシリーズ第一作。

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ゴールデン・エイジ3 マスカレードの終焉

ゴールデン・エイジ3 マスカレードの終焉

 ついにフェアトンは恒星間宇宙船<喜びのフェニックス号>を取り戻した。しかし現在の法的な所有者は海王星人ネオプトレマイオス。彼が他の海王星人とともに乗船してきたとき、《沈黙の普遍》との直接対決が始まった!

 不死を手に入れた人類の黄金時代を描く、ゴールデン・エイジ・シリーズ最終巻。

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キルン・ピープル

キルン・ピープル 上 (ハヤカワ文庫 SF フ 4-19) (ハヤカワ文庫 SF フ 4-19)キルン・ピープル 下 (ハヤカワ文庫 SF フ 4-20) (ハヤカワ文庫 SF フ 4-20)

 私立探偵アルバート・モリスは、複製技術を開発した企業《UK》の創立者カオリンから、同じくUK創立メンバーのひとりヨシル・マハラル博士の捜索を依頼される。しかし、生身のマハラル博士は交通事故で死んでしまう。博士は事故死なのか?それとも殺人か?調査を進めるモリスもトラブルに巻き込まれ、事態は混迷を極めていく。

 陶土でできた人形に魂を転写する技術によって一変した世界で、自らの複製を駆使する私立探偵の活躍を描く。

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ウォー・サーフ

ウォー・サーフ

 23世紀。海面上昇により一度は壊滅的打撃を受けた地球は、国家が崩壊しいくつかの巨大企業により統治されていた。人類が「資本家」と「労働者」のふたつの階級に分かれ、各地で起きる資本家と労働者の労働争議は戦争へと拡大していった。そうした戦争の中を駆け抜ける危険な遊戯が《ウォー・サーフ》だ。ウォー・サーフの様子はネットを通じて全世界に発信され、ウォー・サーファーたちはファンから賞賛される存在だ。超資産家で248歳超高齢のナジールは、ウォー・サーファー達の中でもトップの存在だった。

 しかし、ひとつの出来事から《天国》と呼ばれる衛星工場へのウォー・サーフを行うことになる。そこは《天国》という名前とは裏腹な、恐るべき秘密を抱えた場所であった…。

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サムサーラ・ジャンクション

 拳銃に内蔵されたAIのアドバイスを無視したために捕えられた暗殺者、アスクル。死刑と引き換えに地球軌道上に浮かぶ巨大なコロニー、サムサーラへと送り込まれる。死んだ法王ヨハンナによって使われた巨大な資金の行方を知る、法王の側近と妹を誘拐するためだった…。

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ドレスデン・ファイル

ドレスデン・ファイル―魔を呼ぶ嵐

 シカゴでただひとり電話帳に<魔法使い>と登録されている男、ハリー・ドレスデン。ある日シカゴ警察からの依頼で現場に駆け付けた彼が見たものは、明らかに魔法による殺人と分る男女の死体だった。捜査への協力を依頼されるハリー。一方で失踪した夫の行方を探して欲しいと言う女性の依頼も引き受けることに。魔法使いとしての掟に抵触せず、犯人をそして失踪した夫を見つけ出すことができるだろうか?

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銀色の愛ふたたび

 貧しい少女ローレンは、“ジェーンの本”と出会う。それはある少女と銀色の人型ロボット、シルヴァーとの恋を綴った本だった。そしてローレンが17歳になったとき、再びシルヴァーたち人間そっくりのロボットが作られた。ローレンはそれまでの生活を捨て、ロボットが発表される街へと向かう。

 前作『銀色の恋人』の12年後、新たな少女とロボットとの恋を描く24年ぶりの続篇。

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ゴールデン・エイジ2 フェニックスの飛翔

 <黄金の普遍>を追放されたフェアトンは、ハリアー・ソフォテクの助言に従い勧告者の影響力が低いタライマナーを目指す。そこはフェアトンと同じように追放された人々が集う場所であり、「不信」や「欺瞞」といったフェアトンにとって初めて知る人のダークサイドに満ちた場所であった。だが、フェアトンは希望を失わず、自ら作り出した<喜びのフェニックス号>を再び手に入れるための活動を開始する。

 さまざまな困難と渦巻く疑惑、そして意外な人物からの救いの手。果たしてフェアトンは再び<喜びのフェニックス号>を飛び立たせることができるのだろうか?

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老人と宇宙そら

老人と宇宙

 妻の墓参りの後、私は軍隊に入った──ジョン・ペリーは75歳の誕生日に、コロニー防衛軍へ志願した。なぜか募集は高齢者のみ、しかも二度と地球には戻って来れない。戦う相手は、人類のコロニーに敵対する様々なエイリアン。多くの仲間との出会い、別れ。訓練と実戦。果たしてジョンを待つ冒険とは──。

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反逆者の月

反逆者の月 NASAの宇宙飛行士、コリン・マッキンタイア少佐は、月面を単独で探査中何者かに拉致された。人類をはるかに凌ぐテクノロジーを持つ存在は、5万年前に太陽系に来た銀河帝国の戦艦≪ダハク≫なのだという。5万年前に起きた反乱によって、やむなく太陽系に留まることとなった戦艦は、月を破壊し入れ替わったのだ。しかも、その反乱は現在も地球上で進行中なのだという。一方で、全文明を滅ぼそうとする強大な敵「アチュルタニ」が太陽系に迫っている。ダハクに説得され、艦長となったマッキンタイアは、反乱を鎮圧しアチュルタニの侵攻を阻止することができるのか。

 『紅の勇者オナー・ハリントン』シリーズの作者が放つ、ミリタリーSF。

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デブリ・キャッチャー

 中国が作ったデブリ雲以前にもスペースデブリは問題になっていて、なんとかならんものかと色々(妄想を)思い浮かべていた。

07020901  で、思いついたのが「デブリ・キャッチャー」。漏斗型の枠に粘性の高いゲル物質を入れて、軌道上に置く。後はデブリが飛び込んでくるのを待ってるだけ。ある程度デブリ我多い場所を移動させる必要はあるかもしれないけど。回転させて装置そのものを安定させると共に、ゲルで捕まえたデブリを外縁に移動させる。中には捕らえきれず飛び出してしまうデブリもあるかもしれないが、確実に運動エネルギーを奪っているので、2度3度と装置を通ればいずれ捕獲できるはず。軌道上にでっかいゼリー入りの籠を浮かべるイメージ。

 ただ、これだと他の衛星とぶつからないようにしなくちゃならない。ゲル物質が多い分重くなってしまい、軌道の制御は難しそうだ。

 ならば、折りたためるようにしたらどうか。

0702090307020902 障害物に接触しそうな時には傘を閉じて、そうでない時には開く。こうすれば他の衛星と交差するような軌道でもすりぬけることができる。デブリの捕獲率は落ちてしまうけど、一度ではなく何度も繰り返して運動エネルギーを奪う作戦。

 問題は宇宙空間で蒸発したり凝固・凍結しないようなゲル物質だな。

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アイアン・サンライズ

アイアン・サンライズ  惑星モスコウは、禁断の兵器、鉄爆弾によって超新星化した恒星の衝撃波により壊滅した。4年後、≪鉄の夜明け≫(アイアン・サンライズ)が迫るオールド・ニューファンドランド・フォーで、16歳の少女、ウェンズディは追ってから逃げていた。死体と大きな陰謀を示唆する書類を見てしまったからだ。
 進化の≪特異点≫、シンギュラリティ以降の人類を描くシリーズ2作目。

 破滅が迫るステーションの中、16歳の少女が重大な秘密を知ってしまい、追っ手から逃げるシーンから、次々とドキドキさせるシーンの連続。前作『シンギュラリティ・スカイ』の主人公、レイチェルとマーティンも登場するが、本作だけでも楽しめる。様々な技術やアイディアが盛りだくさんに(時には消化不良になるくらい)盛り込まれた前作と同様の百花繚乱なテクノロジーはいたるところに散りばめられているが、本作ではそれが少し背景に移動しキャラクター中心に非常にすっきりとまとめられている。ストーリーも分かりやすく、伏線も非常に効果的に使われている。SFを読みなれていない人にとっては、こちらの方が読みやすく面白いかもしれない。

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明日への誓い

若き女船長カイの挑戦 明日への誓い 一族の裏切り者オスマン・ヴァッタを倒し、武装貨物船<フェア・カリーン>を手に入れたカイは、自分の貨物船<ゲイリー・ドバイ>を従姉妹のステラに任せ、無事船団を目的地まで運んだ。しかし、法的トラブルを避けるためステラを残し次の星系への移動を余儀なくされる。そしてカイは宙賊に対抗する手段として、私掠船団を集めた戦闘集団の設立を思いつくが…。
 若き女性船長の活躍を描くシリーズ第三弾。

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ゴールデン・エイジ(1)幻覚のラビリンス

ゴールデン・エイジ〈1〉幻覚のラビリンス 遥かなる未来、人類は事実上不死となり繁栄の絶頂≪黄金の普遍≫を謳歌していた。そして新たなる千年紀を迎えるための祝典のさなか、大規模プロジェクトに参加してきたエンジニアであり上流階級のひとりであるフェアトンは、延命処置を拒否する反不死純粋主義者の老人、不気味な海王星人などの遭遇を経て、自分の記憶に250年間の空白があることを知る。彼は自分の記憶を取り戻すべく行動を開始するのだが、そこには≪黄金の普遍≫そのものを揺るがしかねない大きな秘密があった。フェアトンの冒険を描く「ゴールデン・エイジ」三部作の第一弾。

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移動都市

移動都市

 60分戦争によって文明が崩壊した地球。多発する地殻変動によって、都市は移動せざるを得なくなり、移動する都市は小さな都市を捕食し生存するようになった。ある日、移動都市ロンドンの史学ギルド見習い、トム・ナッツワーシーは、史学ギルド長ヴァレンタインとともに捕獲した都市の調査中、ヴァレンタインを襲った少女ヘスター・ショウと出会う。トムに追い詰められたへスターは、ロンドンのダストシュートから落下してしまう。そして、トムも。アウトカントリーへと落ちた二人は、ロンドンを目指す…。

 移動する都市というと、真っ先に思い出すのはブリッシュのオーキー・シリーズだけど、こちらは少年・少女の成長冒険譚だ。ジュブナイルではあるが、ストレートではなく良い意味で読者を裏切るストーリー展開は、私のようなスレたSF者でも楽しく読める。ただ、ストレートではない分、主人公に感情移入できない人もいるだろう。都市で育った間に得た観念や生まれ育った都市に対する愛着など、ちょっと考えれば判るだろう!とイライラしてしまうこともある。そこが、成長するポイントでもあるのだろうが。

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アークエンジェル・プロトコル

アークエンジェル・プロトコル

 戦争によってイデオロギーから宗教が中心に変わった世界。ある事件で警官を辞め、教会からも破門された元ニューヨーク市警刑事のディードリ・マクマナスは、ネットからのリンクも失いしがない探偵として糊口を凌いでいた。ある日彼女の元を訪れたマイケル・エンジェルーチ警部補と名乗る男の依頼は、「ネット上に現れた『リンク天使』が偽者であることを暴いて欲しい」というものだった。電脳空間で感情を相手に伝えるという奇跡を見せたリンク天使は果たして本物なのか?大統領選挙とも絡む陰謀を、ディードリは暴くことができるのか?

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ニュートンズ・ウェイク

ニュートンズ・ウェイク

 急速に進化し《特異点》(シンギュラリティ)を突破し、超知性を得たAIによって多くの人類が“強制昇天”しいずこかへ消え去ってから300年。残された人類は、超知性“後人類”が残した超技術を利用し生き残っていた。超技術のひとつ、ワームホール・ゲートを独占するカーライル家の一員、ルシンダ・カーライルは調査に訪れた惑星エウリュディケで、後人類が残したと思われる戦闘マシン群を起動してしまう。惑星エウリュディケを中心に、エウリュディケの首長共同体、カーライル家、科学技術を探求する啓蒙騎士団(KE)、テラ・フォーミングされた惑星への移民を続けるアメリカ・オンライン(AO)、主体思想を追求する民主共産主義連合(DK)らを巻き込んで、事態は混沌を深めていく。

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ティンカー

ティンカー 中国が設置した(未完成な)次元転移装置の影響で、月に一度の「シャットダウン・ディ」以外はエルフの住む異世界に飛ばされてしまったピッツバーグを舞台に、天才少女ティンカー・ベルが活躍する量子力学と魔法、恋とアクションが交錯するSF。

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シンギュラリティ・スカイ

「わたしたちを楽しませてくれますか?」
ある朝、辺境惑星ロヒャルツ・ワールドに降りそそいだ携帯電話から聞こえてきた不思議な声は、「楽しませる」=「情報を与える」ことと引き換えに、願いをかなえ始めた。家でも金でも、核兵器でも、なんでも空から降ってくる。それは体制と秩序の崩壊を意味した。この侵略を打ち破るべく、新共和国肯定は攻撃艦隊を出撃させるのだが……。

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火星縦断

火星縦断

さすがNASAの現役研究者の手によるだけあって、実にリアリティのある火星小説だ。

以下、ネタバレあり。

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SFの中のロボットたち(4)

■SFの中のロボット~ロボット前史

 “ロボット”という言葉は、チャペックが作ったと述べましたが、チャペックがロボットという言葉を作り出す前にも、今で言うロボットのような存在が描かれていました。

 紀元前8世紀、ホメロスの叙事詩『イーリアス』では、オリンポスの鍛冶屋ヘパイトスが侍女として「黄金の美女」を作ったと書かれています。ギリシャ神話(『アルゴ探検船』)には、イカロスの父ダイダロスがミノス王のために「青銅人間タロス(あるいはターロス)」を作り宝の番人にした話があります。紀元前2世紀の末頃に書かれたヘロンの『自動機構論』には、空気圧を利用してお酌をする人型の自動機械が記されています。
 日本では、12世紀に西行がまとめた仏教説話集『撰集抄』にも人間そっくりのロボットが登場します。こちらは機械ではなく死んだ人間の骨から人体を作り出す話です。
 16世紀ごろ明代の中国で成立した娯楽小説『封神演義』には、仙人たちに使役される黄巾力士というアンドロイドが登場します。

 実際に作られた世界初のロボットは、9世紀初頭のイスラム圏であったといわれています。(バリ・ハッサン兄弟の『自動人形論』)日本では17世紀の大阪道頓堀にからくり人形の芝居小屋「竹田屋」が作られています。18世紀にはヨーロッパで自動人形(オートマトン)のブームがありました。

 チャペック以前の小説では、1818年にメアリー・シェリーが匿名で出版した『フランケンシュタイン、すなわち現代のプロメシュース』が有名です。この小説に登場するクリーチャー(怪物)は死体をつなぎ合わせ電流を流すことで再生します。現代の基準から言えば、いわゆる「フランケンシュタインの怪物」はロボットの範疇からは逸脱しているかもしれませんが、ロボットに強い影響を与えていることは確かです。
 なぜなら、その後に執筆されるロボット小説(チャペックの『R.U.R』を含めて)の中でロボットを未知なる物として恐怖の対象にする、あるいはロボットに対する人間の恐怖というものが多く描かれているからです。
 特にキリスト教圏では、フランケンシュタイン博士のように神に変わって生命を創造してしまうことへの憧れと罪悪感、天罰への恐れといったものをアイザック・アシモフは“フランケンシュタイン・コンプレックス”と名付け、小説の中でロボット三原則が生まれた理由としています。

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SFの中のロボットたち(3)

■SFの中のロボットたち~カラクリとロボット

 では、日本においてロボットとはどんな存在なのでしょうか。ロボットという言葉が日本に入ってきたのは明治時代ですが、日本ではそれ以前にからくり人形という形でロボットを具現化しています。つまり、日本人の心の中にロボットを受け入れる土壌ができていたのです。ロボットという言葉が生まれた6年後の1926年には、西村真琴が「学天則」というロボットを発表しているほどです。

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SFの中のロボットたち(2)

■SFの中のロボットたち~ロボット三原則

 ロボットといえば、アイザック・アシモフが生み出した“ロボット三原則”を忘れるわけにはいかないでしょう。アシモフは、ロボットは陽電子頭脳に組み込まれた三原則によって行動しなければならない、という制限を考え出すことで、さまざまな小説的アイディアを生み出しました。例えば「三原則によって人間に危害を加えられないはずのロボットが殺人を犯したのはなぜか?」というものです。また、小松左京の『ヴォミーサ』(1975)のように、三原則を逆手に取った作品もあります。

ロボット三原則

  • ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
    A robot may not harm a human being, or, through inaction, allow a human being to come to harm.
  • ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
    A robot must obey the orders given to it by the human beings, except where such orders would conflict with the First Law.
  • ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
    A robot must protect its own existence, as long as such protection does not conflict the First or Second Law.

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集ハヤカワ文庫 SF SF的なアイディアとしてはもちろんですが、アシモフは三原則によってロボットにアイデンティティを与えたかったのではないかと私は思えてなりません。(ロボット三原則をまとめたのは、アスタウンディング・サイエンスフィクション誌編集長ジョン・W・キャンベルですが)
ロボットのアイデンティティ、ひいては人類に対して「人間とは何か?」という問いかけではないか?アシモフのロボット物の代表作『われはロボット(I, Robot)』というタイトルにもそれが表れていると思うのです。

 ところで、アシモフは後年、ロボット三原則にもうひとつルールを組み込んでいます。第零法則と呼ばれるこの法則は、三原則の第一条の“人間”を“人類”に置き換えたものです。

  • ロボットは人類に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人類に危害を及ぼしてはならない。

 また、第一条には“第零法則に反する場合はこの限りではない”という一文が追加されます。三原則よりも優先する第零法則は、人類の発展に障害となるならば、三原則を無視できるというものです。小説的に見れば、ロボットのほとんど登場しないアシモフのファウンデーション・シリーズにおいて『なぜロボットは消えてしまったのか』という謎の答えとして作り出されたアイディアなのですが、注目すべきはこの第零法則をロボット自身が考え付き、自ら規定したという(設定にアシモフがした)ことです。これこそ、ロボットの自我の目覚めといえるのではないでしょうか。

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SFの中のロボットたち(1)

■SFの中のロボットたち~ロボット誕生

 “ロボット”という言葉は、チェコの戯曲作家カレル・チャペックが1920年に発表した『R.U.R(ロッサム万能ロボット会社)』という作品の中で「労働する機械」として作り上げた言葉です。チェコ語で強制労働を意味する“ロボータ”とスロバキア語で労働者を意味する“ロボトニーク”というふたつの言葉を合成して生み出したものといわれています。当時のチェコは政治的に混迷期を迎えようとしており、ロボットは『労働者から労働機会を奪う者』であると同時に『資本家(主義)に搾取される労働者』のメタファーとも考えられます。ただし、チャペックの創造したロボットは現在のイメージとは異なり、今で言えばクローンに近いものでした。とはいえ、イデオロギーとは無関係に、人のように行動する機械、時に人の代役となり、時に人間以上の能力を発揮するロボットというアイディアと名前は、時とともに広く世界に浸透していくことになります。

 1926年には映画『メトロポリス』(1926)に女性型ロボット「マリア」が登場し、金属に包まれたロボットのイメージを強く印象付けました。映画『スター・ウォーズ』サーガに登場するロボット(ドロイド)「C3PO」は、金色の外装といいデザインといいメトロポリスのマリアとそっくりで、マリアへのオマージュであることは明らかです。

 同じ映画では『禁断の惑星』(1956)に登場した「ロビー・ザ・ロボット」が人気を博し、その後、『ミステリーゾーン』や『宇宙家族ロビンソン』、『刑事コロンボ』にも登場しました。ヒューマノイドタイプでは、このほかに『ターミネーター』シリーズに登場するt-101やt-1000などのサイバーダインシリーズもいます。ヒューマノイドタイプ以外では、『サイレント・ランニング』(1974)に登場する3台のロボット(ドローン)が印象的です。この映画は個人的に大好きな映画なのですが、最初は作業用ロボットでしかなかったドローンたちが、主人公によって、デューイ、ヒューイ、ルーイと名付けられてから、少しずつ人間のような個性が見えてくるのです。

;禁断の惑星 サイレント・ランニング

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?ハヤカワ文庫 SF (229) 小説では、イアンド・バインダーの『アダム・リンク』シリーズに登場するアダム・リンクや『キャプテン・フューチャー』シリーズのグラッグとオットー、フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(1968,映画『ブレードランナー』原作)に登場するレプリカント、フレッド・セイバーヘーゲンの『バーサーカー』シリーズ、ジェイムズ・P・ホーガンの『造物主の掟』その続編である『造物主の選択』に登場するロボットたち等々、枚挙に暇がありません。

 ここに挙げたロボットは、多くがいわゆるヒューマノイドタイプと呼ばれるロボットです。日本ではロボット=ヒューマノイドタイプというイメージが強くありますが、海外ではそうではありません。例えば、ロバート・A・ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王』に登場する「マイクロフト」(愛称はマイク、後にアダム・セレーネを名乗る)は、人工知能を備えた巨大コンピュータですし、複数の作家が共同で執筆している『宇宙英雄ペリー・ローダン』シリーズでは、「ロボット脳」というコンピュータが登場します。動かなくてもロボットと呼ぶあたり、考える機械=ロボットという認識があったのかも知れません。

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SFの中のロボット(0)

サイエンスウェブ4月号では、“ロボット最前線”と題して日本でのロボット開発に関する記事が掲載しました。それに関連して、SFに登場するロボットに関するコラムを掲載してみようと思います。

実は、当初穴埋めコラムとして書いたものでしたが、別の原稿がちゃんと書けたので(^_^;)使われなかったものです。そのままにするのももったいないと、文章を追加していったら長くなってしまいました。まぁ、知っている人は知っている内容なので面白くないかもしれません。しばらくはお目汚しにお付き合いくださいませ。

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2001年宇宙の旅の解釈


Kubrick 2001: The space odyssey explained
http://www.kubrick2001.com/

スタンリー・キューブリックの「2001年 宇宙の旅」の解説をFlashで見せるサイト。
日本語表示もあり。
うん、解釈は人それぞれだよね。「人類の進化」がテーマということに関しては違いないけれど。

久しぶりに「2001年 宇宙の旅」を観たくなった。あ、LD版しかないや(;_;)

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HINOKIO

SOWに誘われて、九段会館で「HINOKIO」の試写会。

ちょっとネタバレあり。見に行く人は注意してね。


まっすぐな作りのジュブナイル映画。根性が捻じ曲がった穢れた大人が見ると、ひねりが足りなくて物足りないかも(^_^;)まぁ、子供向けとしても、もう少し脚本に深みがあってもいいかなぁと思う。特になぜゲームと現実がシンクロしているのかとか、ヒロインがロボットを通してしか(しかも寡黙だ)しらない主人公に想いを寄せる理由とか。

CGに関しては、最近見た映画の中で一番かな。操演とCGが違和感なくまとまっていた。キャンプに行くときに車から降りるシーンで、影のつき方とかも不自然じゃなかった。個人的にはロボットの足首間接とか逆間接風な造詣もよかったと思う。

子供と一緒に行くならいいかな?という映画ですな。

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消えた少年たち

オースン・スコット カード著 小尾 芙佐訳 『消えた少年たち』(上・下)
消えた少年たち〈下〉消えた少年たち〈上〉

これはある家族に起こった奇跡の物語である。

いや、うかつにもクライマックスでボロボロと泣いてしまったよ。小説で泣くのは久しぶりだ。文庫化されてすぐに購入したのが2年前。長いこと積み上げたままにしていてごめんよ。

物語は、フリーのゲームデザイナー、ステップ・フレッチャーとその家族が、生活のためアメリカ南部ノースカロライナのストゥベンという町に引っ越してくるところから始まる。時代は80年代後半、ちょうどアタリやコモドールというゲーム機が家庭に入り、IBMのPCが登場し、コンパックがATクローンを作り始めた頃。アメリカは不況の真っ只中で政治的にも不安定な時代。物語のほとんどは家族がどうやって生きていったのか、という話に終始する。
アメリカ人の、しかもモルモン教徒の話である。最初は読むのが辛くなるほど、細かい描写が続く。宗教用語がバンバン(解説もなしに)飛び出してくる。さまざまな問題によって引き起こされるひそやかな不安を背景に、物語は進む。そして、いつしかステップとその家族に感情移入してしまっている自分に気付く。ステップのように怒り、苦しみ、喜ぶ。
そして最後の、とてつもない展開。何事もなく過ぎようとしていた日常がそこだけ切り取られ、悲しみと奇跡に彩られる。「エンダーのゲーム」の作者であるオースン・スコット カードの作品だからSFだろう、という先入観が見事に打ち砕かれる。

と言うわけで、オススメの一冊。

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戦国自衛隊1549

109港北シネマズで『戦国自衛隊1549』を観る。

半村良の「戦国自衛隊」のアイディアを受けて福井晴敏が書いた小説の映画化。
1979年に千葉真一主演で映画化された「戦国自衛隊」とのつながりはない。
つながりはないけれど、「自衛隊員が飛ばされたあとはどうなっているのだろう?」という疑問の、ひとつの解になっている。

ただ、過去に飛ばされている時間が3日間と限られているため、各キャラの書き込みが足りない感がある。例えば、指揮官である生瀬勝久がなぜあそこであんな行動にでたのか?がよく分からない。それまで冷酷な指揮官という印象だったのに。
そして江口洋介はどこにいっても江口洋介なのだった(^_^;)。ほとんどヘルメットかぶらないのは、顔が見えなくなるから?島大輔みたいに肉が寄ってデブに見えるから?wオブザーバーでも装備はちゃんとするでしょうに。それにオブザーバーらしい仕事していないし。

それにしても自衛隊が協力していると、こんなにも違うものか、と思わせる。
車両やヘリがホンモノなので、天母城の天守閣セットが陳腐に見えてしまうくらいだ。

鈴木京香がイイ。特に最初の方に出ててくる自衛官の制服姿。以前から好きな女優さんではあるが。今回は眼鏡姿がないのが残念w。

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機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者

川崎のチネチッタで「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」を観る。

「映画版機動戦士ガンダム」と同じように、テレビシリーズの「機動戦士Zガンダム」を3部作にまとめたものだ。従って、テレビシリーズを観ていないと展開が速すぎて訳がわからなくなるだろう。使われている言葉とかね。
特に、ハヤトが合流して今後の説明をするときなんか、地名なんだか人名なんだか、組織名なんだか(^_^;)
また、主人公であるはずのカミーユ・ビダンの存在感がクアトロ・バジーナ(シャア)に喰われている感じもあるな。テレビだと、母、そして父と立て続けに目の前で殺されて、結構衝撃的だった気がする。カミーユも立ち直るのに時間がかかったような印象があったのだが、映画になったらえらくあっさりしているなぁと。
しかし、今回もトミノ監督の編集ワザが光るのであったよ。

画面的にはやはりテレビから流用した部分は荒くなってしまっているな。エイジングという手段を使って新旧の違いを吸収しようとする努力は認めるけど、キャラの雰囲気とかぜんぜん違っているんだもの。カミーユはなんだかヒラメみたいに目が離れてるし。いや、女性的になっていると言った方がいいか。(一応)主人公だけに違いがくっきり。後半になるに従って新作カットも増えてくるからだんだんと違和感も少なくはなるけれど。
ならば、どうして全部新作にしなかったのか、と思わずにはいられない。

でも、「星を継ぐ者」って聞くと、J.P.ホーガンの小説が思い浮かんじゃうんだよねぇ。
サブタイトルもっとオリジナリティあふれるものにならなかったのかな?次は「恋人たち」だし。

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キャプテン・スカーレット、フルCGアニメ化

HANさんのブログを見ていたら、キャプテン・スカーレットがフルCGアニメになってリメイクされるという話題が。サイトも公開されているらしいので早速見に行く。

http://www.captainscarlet.com/

NEW Captain Scarletとクレジットされてるね。
とりあえずトレーラーが公開されていたので見てみる。
おぉ、メカすごいぞ。特にバイクみたいなメカ気に入ったよ。
人間は、主役級の登場人物は人形劇と瓜二つ。それだけ人形がリアルだったってこと?
動きはモーションキャプチャでしょう。ゲームとかで見慣れちゃってるからなぁ、驚きはないな。
これで人形みたいな動きをしたら、一部のマニアには大うけなんだろうけど(^_^;)

しかし、ジェリー(ゲリー?)アンダーソンとアニメっていうと、あのテレビ東京で放送していた「ファイヤーストーム」の悪夢が再び思い出されてしまう。うーん。

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宇宙船、休刊

朝日ソノラマから発行されている特撮情報誌「宇宙船」が、現在発売されている号を最後に休刊の運びとなった。
先日、岸川さんから伺ってはいたが、実際に誌上で休刊の文字を見ると寂寥感を覚えずにはいられない。

ここ4年ほどは毎号購入していた。以前は、読み物とビジュアルのバランスが私には程よかったのだが、最近はビジュアル中心の雑誌に対抗してか巻末にグラビアを掲載するなどしていたことが個人的にはよくなかったと思う。とはいえ、新しい読者を獲得するためには新しい試みも必要であることは理解している。でも、イケメンヒーローのビジュアルブックなんて別冊でやってるじゃないか、とおじさんはつい思ってしまったりするのだった。

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